桃の節供(上巳の節供) 京都のおすすめイベント10選!

京おぼえ

うららかな早春の日。

桃の花のやわらかな香りを楽しみながら過ごす3月3日。

桃の節供は、日々春めいてくるころで、心が浮き立つようです。

そんな穏やかな気分で、京都を散策してみませんか。

今回は、3月3日桃の節供に行われる京都のイベントを紹介します。

新型コロナウイルスの影響で変更の可能性がありますので、お出かけの際は各自ご確認をお願いします
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下鴨神社  流し雛

まずは、古式ゆかしく行われる下鴨神社の「流し雛(ながしびな)」です。

「流し雛」とは、紙で作った人形(ひとがた)に身の穢れを移し、それを水に流して祓うという平安時代からの風習が由来となった行事です。

下鴨神社では、さんだわらに乗せたひな人形を境内の御手洗川みたらしがわに流します。

公募で選ばれたカップルが平安装束である十二単・衣冠姿になり、流し雛の儀式を行う様子は、とても風流です。

それに続いて、舞妓さんやたわわちゃん(京都タワーのマスコットキャラクター)も流し雛をします。

その後には、一般の参拝者さんも流し雛をすることができます。

当日は、十二単の着付け披露や、舞妓さんとの写真撮影、雛人形の展示など、いろんな行事がありますので、ご家族で楽しめますよ。

【流し雛】

日時 3月3日 10:00~

さんだわら 大1000円 小500円  (観覧無料)

下鴨神社公式サイト http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

上賀茂神社  桃花神事

下鴨神社のご祭神・玉依姫が産んだ賀茂別雷命がご祭神になっているのが上賀茂神社です。

上賀茂神社でも桃の節供行事が行われます。

桃花とうか神事」です。

神殿に、草餅・桃の花・こぶしの花を供え、疫病払い・無病息災・国家安寧の祈願がされます。

その後、参列者に草餅や桃の花が授与されて、神事が終了します。

流し雛が行われるのは、境内にある「渉渓園」内です。

巫女さんや参拝者や地元の子供たちが、願い事を書いた短冊とともに、紙で作られたお雛様をならの小川に流してゆきます。

下鴨神社の華やかな行事とはまた違ったアットホームな雰囲気のある行事です。

【桃花神事】

日時 3月3日 10:00~ 流し雛 13:30~

初穂料(神事に参列する場合のみ) 3000円

上賀茂神社公式サイト https://www.kamigamojinja.jp/

市比賣神社  ひいな祭

市比賣神社は、ご祭神がすべて女神であることから、女人守護の神社として知られています。

桃の節供に行われる「ひいな祭」は、一味違った面白い行事なんです。

なんと、人が実際にお雛様になって、ひな壇に並ぶという催しがあります。

お内裏様だけではなく、三人官女・五人囃子も勢ぞろい!

これは見ものです。

もちろん、雛人形の展示も行われておりますし、十二単の着付け披露、三人官女の舞などもあります。

貴族の遊びだった投扇興や貝合わせ、双六なども体験できます。

中でも貝合わせの美しさは必見ですよ。

あなたも平安時代の貴族の生活を垣間見てみませんか。

【ひいなまつり】

日時 3月3日 13:00~16:00

参加料 1000円

市比賣神社公式サイト https://www.ichihime.net/

貴船神社  桃花神事

鴨川の水源に鎮座する貴船神社は、水の神様として平安遷都よりもはるか昔から信仰されています

「桃花神事」では本殿内には、雛人形が飾られ、草餅・桃の花・こぶしの花が供えられています。

貴船神社のお雛様は、ちょっと珍しい立ち雛です

神聖な雰囲気の中で神事が行われ、最後の直会(なおらい)では、参列者全員に草餅が授与されます。

拝殿内に参列できるのは、先着30名だけですが、めったにない貴重な体験ですので、ぜひ一度ご参加ください。(当日9時から参列整理券が配布される予定)

【桃花神事】

日時 3月3日 11:00~

貴船神社公式サイト https://kifunejinja.jp/

松尾大社  ひなまつり

松尾大社の「ひなまつり」は、親子で楽しめるお祀りのような行事です。

参集殿では、子供たちの健康と幸せを祈願する神事が行われ、巫女さんによる「豊栄の舞」が奉納されます。

その後、境内の庭で、流し雛が行われます。

お雛様が描かれた短冊に願い事を書き、器に乗せて小川に流します。

名作庭家・重森三玲が策定した曲水の庭を流れていく様子は、とても風情があります。

また、参集殿では、親子で楽しむペーパークラフトなどひな祭りにちなんだ催しが行われます。

松尾大社の「ひなまつり」は、1日中楽しめる桃の節供としておすすめします。

【ひなまつり】

日時 3月3日に近い日曜日 10:00~

初穂料(祈祷・短冊) 1000円

松尾大社公式サイト http://www.matsunoo.or.jp/

 

三十三間堂   春桃会

「春桃会」は、三十三間堂の名にちなんで、”三”が重なる3月3日に行われています。

堂内では、無事息災の祈願が行われるほか、華道・池坊による献花式や華展など(縁日)もあります。

以前は、瀬戸内寂聴さんの青空説法も行われたことがあります。

また、当日限定女性のための「桃のお守り」の授与(500円)もあります。

【春桃会】

日時 3月3日  9:00~15:30

当日のみ無料公開

三十三間堂公式サイト http://www.sanjusangendo.jp/

法住寺 つりびな展

三十三間堂の東隣にある法住寺では、つりびな展が行われます。

つりびなとは、ちりめんや着物の端切れで作った人形や花などを釣ったものです。

書院には、法住寺に伝わる七段飾りのひな人形をはじめ、数々のひな人形、それに貝合わせの道具なども展示され、とても華やかです。

見ているだけで、気分がウキウキしてきます。

三十三間堂の「春桃会」とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

【つりびな展】

期間 2月最終土曜日ごろ~3月3日 9:00~16:00

料金 600円

宝鏡寺  春の人形展

孝明天皇遺愛の人形をはじめとして、多くの由緒ある人形を所蔵している宝鏡寺は、「人形寺」として知られています。

毎年3月1日からの約1ヶ月、「春の人形展」が開かれ、そのオープニングイベントとして、行われるのが3月1日のひなまつりです。

島原太夫の舞や楽器の演奏などが行われて、とても華やかな1日になります。

人形展では、皇室ゆかりの人形や京人形、様々な雛人形など、普段は見ることのできない貴重な人形を見ることができます。

春の人形展 オープニングイベント 3月1日 11:00~11:30(2022年は中止)

展示期間  3月1~5日、6日、11~13日、18~20日、25~27日、4月1~3日

時間  10:00~16:00

料金  大人600円・小中学生300円

宝鏡寺公式サイト http://hokyoji.net/

西陣・千両ヶ辻   ひな祭り 桃の節供の彩り

御所の西・二条城の少し北側、大宮今出川周辺は、西陣と呼ばれ、西陣織が盛んな地域でした。

その中心にあるのが、千両ヶ辻です。

かつては糸屋や織物商が軒を並べ、1日に千両もの商いが行われたことから、「千両ヶ辻」と呼ばれるようになりました。

毎年ひな祭りの時期に、千両ヶ辻一帯では、「桃の節供の彩り」というイベントが行われます。

大宮今出川から中立売にかけての町屋やお店には、美しいひな人形が展示されます。

友禅染の工房を見学したり、和装雑貨のワゴンセールが行われていたり、人力車に乗って移動することもできます。

町家の見学ができるというのも、魅力的です。


コロナ禍により、残念ながら2020・2021年と連続で中止になってしまいましたが、また開催される日を楽しみに、紹介させていただきました。
千両ヶ辻 ひな祭り https://senryogatsuji.jimdofree.com/

京都駅ビル  大階段グラフィカルイルミネーション

京都の玄関口・京都駅正面にある大階段は、季節ごとの美しいイルミネーションが有名です。

クリスマスやお正月、そして桃の節供バージョンも!

京都駅にお立ち寄りの際は、ぜひ大階段をご覧ください

桃の節供バージョンは2月中旬から3月初めまで見られますよ。

 

まとめ

今回は、桃の節供に関する京都のイベントを紹介しました。

ほとんどのイベントが、桃の節供・3月3日に催されるため、参加できるのは多くても2ヶ所くらいですが、毎年少しずつお楽しみなっていただければいいかな?と思っています。

春の花がそろそろ芽吹いてくるころ、ほんのり暖かい風に吹かれながら、京都の町を心ゆくまで散策してくださいね。


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