藤森神社でいただける「藤森大神」とクールな刀剣御朱印

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京都の御朱印
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京都市伏見区深草の地に鎮座する藤森神社は、菖蒲の節句発祥の地として知られ、学問・馬・勝運の神様として広く親しまれています。

毎年5月5日の藤森祭では、勇壮な駆馬神事や武者行列が見どころとなっていて、ゴールデンウィークの人気スポットとなりつつあります。

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藤森神社について

藤森神社の創建は西暦203年。

三韓征伐から凱旋してきた神功皇后が山城の国深草の藤森の地に軍旗を立て、兵具を納め、祭祀を行ったのが藤森神社の発祥と伝わっています。

本殿は、中座(本殿)・東座(東殿)・西座(西殿)に分かれ、12柱の御祭神がお祀りされています。

本殿中座の御祭神

  • 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
  • 神功皇后
  • 別雷命(わけいかづちのみこと)
  • 日本武尊(やまとたけるのみこと)
  • 応神天皇
  • 仁徳天皇
  • 武内宿祢(たけのうちのすくね)

東殿(東座)の御祭神

  • 舎人親王(とねりしんのう)
  • 天武天皇(てんむてんのう)

西殿(西座)の御祭神

  • 早良親王(さわらしんのう)
  • 伊予親王(いよしんのう)
  • 井上内親王(いがみないしんのう)

境内には、神功皇后が旗を立てたと伝わる「旗塚」やお参りすると腰痛が治るといわれる「いちいの木(いちのきさん)」や貴重な宝物が無料(志納金)で見ることができる宝物殿、約3500株の紫陽花が植えられた紫陽花苑などがあります。

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藤森神社の御朱印

藤森神社でいただける御朱印は、通年拝受の「藤森大神」と藤森神社ゆかりの刀剣御朱印「鶴丸国永」で、拝殿手前東の授与所でいただけます。

「京都刀剣めぐり」の御朱印もありますが、こちらは通年ではありません。

ほかには紫陽花祭の開催時期限定で拝受される紫陽花デザインの御朱印や11月限定の「左馬」の御朱印などがあります。

「藤森大神」の御朱印

中央の「藤森大神」とは、東殿の御祭神・舎人親王のことです。

右上には「奉拝(謹んで参拝しましたという意味)」の墨書き、左下に参拝日が入っています。

中央の朱印は「上がり藤に一文字」の御神紋と「藤森神社」

藤森神社は神社名が表す通り、昔は藤の花が咲き誇っていたと伝わります。

また、藤は寿命が長く繁殖力も強いことから、縁起が良いとされる植物です。

そんな藤の花が左右から立ち上がるように描かれた御神紋と篆書(てんしょ)風の「藤森神社」朱印が特徴的な御朱印となっています。

「鶴丸国永」の御朱印

「鶴丸国永」は平安時代の刀工・五条国永が打った名刀で一時的に藤森神社に奉納されていた時期がありました。

宝物殿には鶴丸国永の写しも展示されるなど、藤森神社ゆかりの刀剣として知られています。

中央に「鶴丸国永」の墨書きと「勝運・厄除け 藤森神社」の朱印、左に参拝日と「勝運」の朱印が押され、右側には御神紋の金印とさっそうと駆ける馬の絵。

中央の刀身デザインが御朱印全体を引き締めているクールな御朱印となっています。

「鶴丸国永」御朱印のもう1種類のデザインがこちら。

どちらにしようかすごく悩んだんですが、こちらも格好良いのでまたの機会にいただきたいと思っているところです。

「鶴丸国永」の御朱印は定期的にデザインが変更されているようですので、お参りの際はぜひチェックしてみてください。

京都刀剣めぐりの御朱印

「京都刀剣めぐり」は刀剣にゆかりのある京都の神社をめぐって刀剣の御朱印をいただくイベントです。
2015年から不定期に開催され、2025年で10周年となります。

御朱印がいただける神社は

  • 藤森神社
  • 粟田(あわた)神社
  • 豊国(とよくに)神社
  • 建勲(たけいさお)神社

で、それぞれの神社にゆかりのある刀剣御朱印が授与されます。

こちらの御朱印は毎回デザインが変わるため、その都度授与していただいている強者もいらっしゃるほどの人気です。

2025年で10周年を迎える今回は、4社の御朱印を集めると特製の扇がいただけるという企画となっています。

私が2021年(令和3年)にコンプリートしたときの御朱印がこちらです。

見開きサイズの中央に「鶴丸国永」の墨書きと「藤森神社」の朱印、四隅に鶴がデザインされて淡い藤色の色味が上品でした。

この時以来イベントが開催されるたび御朱印のデザインが変わるので、気になっていたのですがなんとなくスルーしていました。

宝物殿に過去の京都刀剣めぐり御朱印が展示されていました

でも、今回は挑戦したい!

御朱印好きと刀剣好きの心をわしづかみにする「京都刀剣めぐり」の罠にまんまとハマってる!

コンプリートした暁には、お知らせしますね

紫陽花祭限定の御朱印

紫陽花祭期間に拝受されている御朱印は2種類あります。

2021年にいただいたものは、薄い紫の背景に青ベースの紫陽花がデザインされた「紫陽花宮」と淡いピンクの背景にピンクの紫陽花がデザインされた「藤森神社」の御朱印です。

美しい紫陽花を楽しんだ記念に御朱印をいただいてみるのもおすすめですよ。

11月限定の御朱印「左馬」

藤森神社では、今紹介した御朱印以外に「左馬」の御朱印があります。

毎年11月第2または第3月曜日に行われる競馬と馬を愛する人たちの祭典「シンシン(駪駪)祭」を記念したものです。

藤森神社の御朱印帳

藤森神社では、神社限定の御朱印帳も販売されています。

上品な藤色に御神紋がデザインされたものと、鶴丸国永がデザインされた御朱印帳。

自分の御朱印帳があってもつい欲しくなるような素敵なものです。

どれも希望の御朱印を1つ押していただけるということですので、気になった方はぜひいただいてみてください。

終わりに

藤森神社の西門は、直違橋(すじかいばし)通りに面していて、その通りは伏見稲荷大社へつながっています。

途中昭和チックな商店街や風情ある町家、可愛いカフェなどが点在していてのんびりと散策しているうちに「お稲荷さん」に到着します。

おすすめの古書カフェです!

人混みを避けたい方や定番の京都観光に飽き足りない方などにもおすすめの伏見の深草藤森エリア。

伏見を訪れたときはぜひ藤森神社へも足を延ばして、素敵な御朱印をいただいてくださいね。

 

京都の御朱印伏見区
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小春

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