ハチミツとシナモンは、それぞれの健康や美容への効果はよく知られています。
でも、ハチミツとシナモンを合わせて摂ることで、一層の優れた効果が出るのです!
その効果のすごさは、製薬会社がクレームをつけたくなるほどだとか。
今日は、ハチミツとシナモン、それぞれに期待される健康美容効果とともにハチミツとシナモンの相乗効果を紹介します。
美味しく、簡単に健康な生活を送りたいと考えているあなた、是非最後まで読んで、お役に立ててくださいね。
ハチミツの栄養成分と効能
ハチミツには、質の高い栄養素が豊富に含まれています。
その栄養素は、10種類のビタミンに27種類のミネラル、22種類のアミノ酸に80種類の酵素、その上複数のポリフェノールまで含まているのです。
健康や美容への効果ももちろん素晴らしいです。毎日定期的に摂ることで、
- ダイエット・アンチエイジング
- 免疫力を高める
- 抗菌・殺菌効果
- 疲労回復
- 便秘の解消
- 花粉症軽減
- 胃の不快感解消
などの日常の不調だけでなく、生活習慣病予防にも効果が期待できます。
便秘に悩んでいた我が家の娘は、いつも食べていたヨーグルトにハチミツを加えて食べ始めたとたん、お通じがすっかり改善したと喜んでいます。
腸内環境に良いと言われるヨーグルトだけではそれほどの改善が見られなかったのに、ハチミツを加えたとたん、次の朝からスッキリ爽やかになったことには、それを勧めた私も驚きました。
こんな短期に効果が出ることは、少ないですが、毎日摂ることで、少しずつ体調の改善が実感できるのではないでしょうか。
ハチミツだけでも優秀な健康食材ですが、次はシナモンを見てみましょう。
シナモンの栄養成分と効能
シナモンは、古くから漢方や生薬として利用されています。
シナモンも、ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
そんなシナモンの効果は
- 余分な塩分を体外に出す働きのカリウム
- 脂質・糖質の分解や皮膚・粘膜の炎症を防ぐ働きを持つナイアシン
- 貧血予防に効果のある鉄分
- 味覚異常予防の働きがある亜鉛
- 骨の形成を助けるマグネシウム
- 脂肪細胞を小さくするシンナムアルデヒド
- 毛細血管の老化防止効果のある桂皮アルデヒド
などのほか、発汗作用やアンチエイジング効果など様々な効能があると言われています。
高血圧の改善のために、カリウムが豊富なバナナを毎朝食べている夫は、苦手なバナナを少しでもおいしく食べるためにシナモンを振りかけています。
これは、味覚的な効果だけでなくコレステロール値の正常化も期待できます。
今のところは夫にどれだけの効果があるかわかっていませんが、次の健康検査で良い結果を期待しているところです。
それぞれに高い健康効果が期待されているハチミツとシナモンを組み合わせて摂れば・・・、一層の効果を期待しても不思議ではありません。
そのすごい効果とは、どんなものでしょう。
ハチミツシナモンにはこんな相乗効果が⁉
ハチミツシナモンに期待できる効果をわかりやすくまとめてみました。
ダイエット効果
中性脂肪やコレステロールを下げる働きや腸内環境を整える働きなどによりダイエット効果がありそうです。
アンチエイジング
ポリフェノールが豊富なハチミツには強い抗酸化作用がありますし、シナモンの体を温める効果や毛細血管の老化防止効果にも期待できます。
皮膚のトラブル改善
ハチミツの強力な殺菌作用にシナモンを加えることで、ニキビなどの皮膚トラブルの改善が期待できます。
のどの痛みの改善やインフルエンザ予防
ハチミツはもちろん、シナモンにも抗酸化作用や殺菌作用、抗炎症作用がありますので、のどの炎症の改善やインフルエンザの予防が期待できます。
生活習慣病全般の予防
強い抗酸化作用や高コレステロール値の正常化、血糖値の上昇の抑制などの働きにより、高血圧・糖尿病・動脈硬化などの生活習慣病の予防を助けてくれます。
関節炎の予防・改善
ハチミツ、シナモンともに抗炎症作用があります。特に関節炎には効果があるという研究結果が出ています。
もっとある!ハチミツシナモンの効果
ここからは、一気に紹介していきましょう。
- 花粉症改善
- 胃腸・消化不良改善
- 膀胱の感染症改善
- 免疫強化
- 歯痛改善
- 口臭予防
- 脱毛予防
などなどなど。
ハチミツとシナモンを一緒に摂るだけでこんなに健康効果があるとは正直驚いています。
そんなハチミツシナモンはどんな風にとればよいのでしょうか。
ここからは、ハチミツとシナモンの効果的な食べ方を紹介します。
ハチミツ・シナモンの摂り方
具体的な病気改善のためのハチミツとシナモンの利用方法もありますが、こちらでは、美味しく楽しく健康になることを目標とした、毎日の習慣としてのハチミツ・シナモンの摂り方について紹介します。
基本的なハチミツとシナモンの組み合わせ
ハチミツとシナモンの効果を最大限に生かすには、
ハチミツ大さじ4に小さじ1のシナモンを混ぜ合わせたものを毎日大さじ1ほど摂るのが最適です。
朝食がパンの人ならトーストに塗ってもいいですね。
お湯に溶かして飲んでもいいです。
コーヒーや紅茶の砂糖代わりに入れてもおいしいですよ。
私はヨーグルトに混ぜて食べることが多いです。
もし甘みが足りないなら、少しだけハチミツを足してもいいですが、シナモンは摂りすぎると副作用(肝障害など)が起こる場合があります。
シナモンの1日当たりの摂取量は、3g以下にしてください。
ハチミツとシナモンの美味しいレシピ
毎日の習慣としてハチミツとシナモンを摂るには、飽きないようにすることも大切です。
そこで、ハチミツとシナモンを使ったおすすめレシピを紹介しましょう。
ハチミツとシナモンの豆乳バナナ
ハチミツとシナモンに良質なたんぱく質とカルシウムの豆乳、栄養価が高く食物繊維が豊富なバナナの合わせ技です!
材料 (2人分)
- ハチミツ 大さじ2
- シナモン 小さじ2
- バナナ 2本
- 豆乳 100cc
作り方
- 皮をむいて冷凍しておいたバナナを適当な大きさにカットします
- ミキサーに材料をすべて入れて1~3分くらい回します
- とろりとした食感になればOKです
レシピは2人分です。
1人でいただいてしまうとシナモンの取りすぎになってしまいますので、気を付けてくださいね。
ラスク風ハチミツシナモン
食パンで簡単にできるラスク風のおやつです。
材料
- ハチミツ 大さじ1~2
- シナモンシュガー 少々
- 食パン 1枚
- オリーブオイル 小さじ1程度
作り方
- 食パンにオリーブオイルをまんべんなく塗ります
- 食パンを4~6等分にしてから、5㎜の厚さに切ります
- 2にハチミツをひたし、シナモンシュガーを振りかけます
- トースターで3~4分ほど焼きます
- カリッとなったら出来上がりです
トースト時間は、あなたのおうちのトースターに合わせて加減してくださいね。
リンゴのハチミツシナモン
ポリフェノールたっぷりのリンゴをハチミツで甘~く煮込みます。
- ハチミツ 大さじ1と1/2
- シナモン 少々
- リンゴ 2個
- 塩 少々
作り方
- リンゴは皮をむいて、くし形にカットします
- 鍋にリンゴを敷き詰めて、リンゴが1/3ほどかぶるくらいの水を入れてから、ハチミツと塩を入れます
- フタをして弱火で煮ます
- お好みの柔らかさになったら、フタを開けて強火にして水分を飛ばします
- 仕上げにシナモンを振りかけます
- 冷めたらそのままたべてもいいですし、冷蔵庫で冷やしてもおいしいです。
- パイ生地に乗せて焼けば、簡単アップルパイにも!
ハチミツとシナモンの選び方と注意点
ハチミツの選び方と注意点
ハチミツには
- 純粋ハチミツ
- 加糖ハチミツ
- 精製ハチミツ
の3種類があります。
その中で純粋ハチミツだけは天然のハチミツそのままで加熱処理がされていません。
加熱処理化されているハチミツは、栄養素が破壊されて減っています。
ですので加熱されていない純粋ハチミツを選んでください。
注意点
ハチミツは1歳未満の赤ちゃんが食べると乳児ボツリヌス症になる恐れがありますので、絶対に食べさせないでください。
成人の場合は特に問題はありませんが、摂りすぎると下痢などの症状が出ることがありますし、カロリーオーバーになりますので、適量を取りましょう。
また、ハチミツのアレルギーがある人は、もちろん控えてください。
シナモンの選び方と注意点
シナモンの主な種類には、スリランカ産のセイロンシナモンと中国やベトナム産のカシアシナモンがあります。
シナモンの副作用は、クマリンという成分が引き起こしますが、クマリン含有量が少ないのは、セイロンシナモンです。
カシアシナモンのクマリン含有量は、セイロンシナモンの40~380倍にもなります。
ですので、クマリンが少ないセイロンシナモンを選びましょう。
まとめ
今日は、ハチミツとシナモンの健康美容効果について紹介しました。
簡単におさらいしておきましょう。
ハチミツとシナモンの効果と注意点
- ダイエット効果やアンチエイジング効果
- 生活習慣病予防
- 免疫力アップ
- 美肌効果
- 花粉症改善
- 炎症の改善
- ハチミツは1歳以下の乳児には厳禁
- シナモンはセイロンシナモンを選ぶ
多くの症状に効果が期待できるというハチミツとシナモンの組み合わせですが、健康のために摂るのでしたら、継続することが大切です。
今日紹介した食べ方やあなたなりの工夫をしながら、毎日おいしく食べて、少しずつ健康に美しくなっていきましょうね。
コメント