藤森神社の紫陽花苑へ行こうと思っていた日は、あいにくの雨。
「紫陽花やし、ええか」
わかったようなわからないような納得をして、小雨の中行ってきました。
見ごろはやや過ぎていたのですが、十分きれいで楽しめました。
今回は、美しい紫陽花を存分にご覧ください。
ところで、紫陽花は雨、桜は曇りが似合うと思っているのは、私だけでしょうか?
藤森神社について
紫陽花を紹介する前に、藤森神社について少しだけお話しておきますね。
藤森神社は、平安遷都以前からお祀りされていた歴史の古いお社です。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
応神天皇
などなどそうそうたる方々
菖蒲の節句 (子供の日)発祥の神社とも言われ、菖蒲=勝負から勝ち運の神社とも言われています。
また、室町時代から走り馬という行事が行われていたことから、馬の神様としても知られ、競馬関係の方や競馬ファンの方も多く訪れます。
最近では、京都刀剣巡りの神社としても人気を集めている伏見深草で注目の神社です。
地元に育った私にとっては、小さなころは毎年5月の藤森祭に遊びに行き、大人になってからは子供たちのお宮参りに参拝するなど、とても親しみのある神社です。
これから紹介する紫陽花苑は、子供たちが幼いころに行ったっきりご無沙汰していたので、とても楽しみにしていました。
前置きが長くなりました。
では紫陽花をご堪能下さい。
藤森神社 紫陽花苑
藤森神社の紫陽花苑は、第一紫陽花苑と第二紫陽花苑があります。
第一紫陽花苑は、南門の参道の西側にあります。
第一紫陽花苑
入り口は社務所の斜め向かい側です。
受付には、可愛いお守りやハンカチが販売されていますよ。
では、中に入りましょう。
通路に両脇にたくさんの紫陽花が咲いています。
場所によっては、紫陽花が通路の半分くらいまで覆っていて、ちょっと通りにくくなっているところもあるので注意してください。
紫・ブルー・白・ピンクなど彩り豊かでとてもきれいです。
ハートの紫陽花めっけ!
通路の途中には休憩所もありますので、ゆっくりと紫陽花を見ることができます。
朝一番で行ったこともあり、まだ人も少なくて写真もゆっくり撮れました。
でも肝心の腕がもう一つなので…m(__)m
紫陽花苑は、ゆっくり見ても15分あれば十分の広さです。
宇治の三室戸寺に比べると、規模は小さいですが、気軽にみられる感じが私は結構好きです。
第一紫陽花苑は、一般の住宅がすぐそばにあります。
ということは、近所の人は、家にいながらこの紫陽花を楽しめるのです!
紫陽花が好きな私には、ちょっとうらやましい。
第一紫陽花苑を出て、遅ればせながら本殿に参拝しましょう。
今年初めて登場 紫陽花の花手水
参拝の前に、花手水を愛でることにします。
神馬像に守られるようにある手水舎。
紫陽花が跳ねる水にきらめいてとてもきれいでした。
本殿に参拝してから、第二紫陽花苑へ。
第二紫陽花苑
第二紫陽花苑は、本殿の横に入り口があります。
受付の横には、不二の水が湧き出ています。
地下約100mから湧き出る水で、わざわざ水を汲みに来られる方もいらっしゃいます。
二つとない水という意味で不二の水と言われているそうです。
脇に立てられた言葉もじっくりと読んでみたい!
では紫陽花を見に行きましょう。
こちらの紫陽花苑は、第一紫陽花苑よりは小規模で紫陽花も少なめです。
でも本殿や社を背景にした紫陽花は、また趣があります。
朱の小さな橋は、滑りやすいので注意してください。
出口のところに咲いていた鮮やかな紫陽花が印象的でした。
紫陽花まつり期間限定の御朱印
藤森神社では、紫陽花まつり期間のみ授与される限定の御朱印があります。
そこで、お目当てだった京都刀剣巡りの御朱印とともに、紫陽花のきれいな御朱印もいただきました。
京都刀剣巡りの御朱印はこちら
藤森神社 基本情報
境内自由
社務所受付 9:00~16:00
6月1日~約1ヶ月
入園料 300円(第一・第二紫陽花苑共通)
最寄り駅
JR奈良線 「藤森」駅 徒歩5分
京阪本線「藤の森」駅・「墨染」駅 どちらも徒歩約7分
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