大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部が著した『源氏物語』では、光源氏が亡くなった後の「宇治十帖」の舞台となった宇治市。
いざ平等院へ!
商店街のお店はまだオープン前。
藤の花と鳳凰堂
いよいよ開門。
そこでまずは藤の花と鳳凰堂のコラボを楽しみました。
ツツジと藤のコラボもきれいです。
藤の花を堪能した後はいよいよ鳳凰堂。
阿字池に浮かぶように立っている鳳凰堂の優雅な姿はまさに鳳凰です。
鳳凰堂正面からは、ご本尊阿弥陀如来像のお顔が見えます。
少ししゃがんだ姿勢で見ると阿弥陀様のお顔がちょうど円の真ん中に見えます。
ちょっと神妙な気持ちになって、ご挨拶。
屋根の鳳凰もキラキラと美しいです。
ライトアップされたときは、もっと幻想的で美しいらしい…。
こんにちは!
昨晩はup前に寝落ちてしまいました😅最近、なかなか疲れが取れなくて困っています。今日はもう少ししたら散歩に出ようかと思っています。
今日も、京都旅行の写真におつきあいを。
リベンジを期した平等院ライトアップ✨あまり進歩がなくお恥かしいです。2023/11/26撮影。 pic.twitter.com/kujGudp6JL— ゆーこ (@yuyutatsuYuko) December 17, 2023
秋もまた来よう!
平等院境内
平等院の境内は鳳凰堂と阿字池をめぐるような参拝ルートになっています。
平等院の博物館「鳳翔館」では、雲中供養菩薩像を間近に見られたり、鳳凰堂内部が再現された部屋のほか、グッズショップに茶房「藤花」(10:00オープン)も。
雲中供養菩薩像は、想像してたよりも大きくてびっくり。
1つ1つがとても精巧で見ごたえがありました。
【京都・平等院/雲中供養菩薩像(1053年)】木造、彩色。漆箔、截金。それぞれが50cm四方程度の浮彫菩薩像。国宝ではなかった後世発見の1躯も平成20年に国宝指定された。52躯中26躯は平等院ミュージアム鳳翔館に移されている。 pic.twitter.com/SKPqzOHE4c
— 美しい日本の仏像 (@j_butsuzo) October 10, 2023
平等院基本情報
住所 京都府宇治市宇治蓮華116
拝観時間
- 庭園 8:30~17:30(17:15受付終了)
- 鳳翔館 9:00~17:00(16:45受付終了)
- 茶房 藤花 10:00~16:30(16:00ラストオーダー)
拝観料 大人700円/中高生400円/小学生300円
宇治神社から宇治上神社へ
平等院の南門から出たあとは、宇治川にかかる朝霧橋を渡った向こうにある宇治神社と宇治上神社を目指しました。
朝霧橋から少し見える宇治神社の門が新緑に映えてきれいです。
宇治神社
宇治神社のご祭神は、菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)です。
宇治神社には次のような故事が残っています。
ご祭神がこの地を訪れるとき、道に迷ってしまいました。
するとどこからか1羽の兎が現われ、ご祭神を先導してくれたのです。
何度も振り返りながら道案内をし、ご祭神は無事にお社までたどり着きました。
この故事から、正しい道へ導いてくれる神の使い「みかえり兎」が崇められるようになりました。
本殿の周囲には可愛いみかえり兎の提灯が並び、見返りうさぎの御朱印も人気です。
宇治神社 基本情報
- 住所 京都府宇治市宇治山田1
- 境内自由
宇治上神社
宇治神社からもう少し山のほうへ上ったところには、世界遺産の宇治上神社があります。
参道は鮮やかな新緑に囲まれて清々しい空気が満ちています。
境内にはとても静かで落ち着いた雰囲気です。
こちらは拝殿です。
右側からぐるっと回ると…その奥に本殿があります。
ご祭神は
- 菟道稚郎子命
- 応神天皇
- 仁徳天皇
本殿は日本最古の神社建築です。
きらびやかさとは無縁の厳かな雰囲気が漂う本殿。
歴史の重みを感じながら、ひたすらかしこまる私でした!
宇治上神社 基本情報
- 住所 京都府宇治市宇治山田59
- 境内自由
源氏物語ミュージアムと大河展
平等院から宇治神社、宇治上神社と巡ったところで、所要時間は約100分。
まだお昼には間があるので、源氏物語ミュージアムまで足を延ばすことにしました。
宇治上神社からさわらびの道を通りぬけます。
緑に囲まれた源氏物語ミュージアムが見えてきました。
現在別の場所で開催中の大河ドラマ展とセットの入場券を購入して中へ入りました。
蔀戸(しとみど)や風情ある灯籠が素敵です。
平安の間には、光源氏の邸宅「六条院」の模型や牛車、垣間見の再現がされていました。
源氏物語をあまり知らない人にも楽しめる勉強にもなるミュージアムでした。
源氏物語ミュージアム 基本情報
- 住所 京都府宇治市宇治東内45-26
- 開館時間 9:00~17:00(16:30入館終了)
- 観覧料 大人600円/小人300円
大河ドラマ展
源氏物語ミュージアムから京阪宇治駅を通り過ぎたところにある茶づなミュージアムでは、令和7年1月13日まで、大河ドラマ展が開催されています。
まひろ(紫式部)と道長の衣装が見られたり、キャストの等身大パネルと撮影出来たり、ドラマの小道具が展示してあったりと、大河ドラマを見ている人にうれしい展示物の数々。
私が特に好きだったのが、まひろと道長がやりとりした書簡の展示。
実際に吉高由里子さんと柄本佑が書かれた書簡なのでちょっと興奮!
大河ドラマ展オリジナルの映像も見られます。
最後は茶づなミュージアムの可愛いグッズを購入して帰路につきました。
大河ドラマ展 基本情報
茶づなミュージアム 京都府宇治市菟道丸山203-1
- 開催期間 令和6年3月11日(月)~令和7年1月13日(月・祝)
- 開催時間 9:00~17:00(16:30最終入場)
- 一般入場券 大人500円/小人(小中学生)250円
ほかに源氏物語ミュージアムセット券や茶づなミュージアムセット券などがありますので、公式サイトでご確認ください
宇治散策まとめ
今回は、JR宇治駅から平等院へ。
その後宇治神社と宇治上神社、源氏物語ミュージアムに大河ドラマ展とめぐり、京阪宇治駅から帰るというルートでした。
平等院でも鳳凰堂内部以外はじっくりと拝観し、そのほかのスポットもゆっくりと回って半日ほどでした。
周辺にはお茶の専門店さんが運営しているカフェなどがたくさんあるので、お昼を食べてから次のスポットを目指しても十分余裕があると思います。
宇治市の伊藤久右衛門本店で、おやつタイム🤩 pic.twitter.com/aUaGFCFJaJ
— HIRO SOUND BEE Dr (@hirohirobee) August 5, 2023
ひさしぶりに宇治にやってきましたが、新緑が鮮やかな山々があり、宇治川があり、そして風情ある通りがとても魅力的。
自然が多く、視界が広がる感じが気持ち良かったです!
駅周辺だけでなく、少し足を延ばせばもっと素敵なスポットもたくさんありますので、まだ来たことのない方も、お久しぶりの方もぜひお越しください。
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