Books 『優しい死神の飼い方』知念実希人 心温まるミステリファンタジー 今日おすすめする本は、知念実希人さんの『優しい死神の飼い方』です。はじめは、表紙のふんわりした優しい絵と題名に魅かれて手に取った本でしたが、読み進むうちにどんどんと作品の世界に入り込みました。ハートフルで切なく、でも推理者としても楽しめるこの作品、おすすめします!『優しい死神の飼い方』登場人物とあら... 2021.05.15 2024.06.23 Books私のおすすめ
Books 『和菓子のアン』『下町和菓子栗丸堂』は和菓子が食べたくなる本です! どちらかと言えば、洋菓子より和菓子が好きです!という方はもちろん、洋菓子派の方にもおすすめ。今回はこの2冊を紹介します。『和菓子のアン』シリーズ 坂木司高校卒業後、進学も就職もしなかった杏子は、デパ地下の和菓子屋・みつ屋で働き始めます。ちょっとぽっちゃり体系の杏子・アンは、若干のコンプレックスを... 2021.09.02 2024.06.23 Books私のおすすめ
Books 「史上最強」シリーズが爽快!政治パロディ小説が攻めてます! 室積光さんの「史上最強の内閣」と「史上最強の大臣」を一気読み。爽快な気分になるとともに、特に「大臣」の方は感動しました。こういう大臣たちが本当にいてくれたらもっといい日本になっていたかも。ちょっと政治を知っていれば、だれがモデルなのかわかるので、「そうそう」なんて相槌を打ってしまいます。権利権益にし... 2021.02.12 2024.06.23 Books
Books 一気読み必至‼ あさのあつこさんの「NO.6」の世界にどっぷりつかってしまった 私の場合、あさのあつこさんの作品は、時代劇が初めでした。面白くて読みやすい作品で、ほかにも読みたくなりいろいろ探していて見つけたのが「NO.6」です。近未来の話かぁ…。まずは1巻目を、とページをめくったのが運の尽き、いや幸運の付き始め。何しろ面白い。あっという間に読み終わり、続きが知りたくて急いで購... 2020.07.05 2024.06.12 Books私のおすすめ
Books 「だれもが知ってる小さな国」懐かしいコロボックルに再会できる素敵な一冊 私の大好きな作家有川浩さんが、コロボックルの物語を描くと聞いた時から楽しみにしていました。「だれもが知ってる小さな国」期待通りの素敵な物語です。すでにコロボックルを知っている方も、まだ知らない方も、ぜひこの本で心温まる世界へいらしてください。「だれもが知ってる小さな国」ってどんな話?物語の主人公は、... 2020.08.07 2024.06.12 Books私のおすすめ
Books 『悪霊列伝』永井路子 怨霊になった人々の物語 永井路子さんの『悪霊列伝』を読了。平安時代を中心に怨霊となった人々の生き様や思い、その背景を描いています。『悪霊列伝』を読んで今や学問の神様として、崇敬されている菅原道真をはじめ、崇道天皇(早良親王)吉備聖霊不破内親王姉妹伴大納言左大臣顕光この6人がなぜ怨霊として恐れられたのか、その背景や政治的な争... 2020.11.01 2024.06.12 Books私のおすすめ
Books 白川紺子さんの『下鴨アンティーク』を読めばもっと京都が好きになる…かも! 『下鴨アンティーク』は、白川紺子さんが書かれた京都下鴨に住む野々宮家の人々を中心に着物にまつわるミステリーを解き明かしていく物語です。簡単に言ってしまえばこんなお話なのですが、読んでみると魅力がいっぱいで、『下鴨アンティーク』の世界に引き込まれてしまうのです。今回は、『下鴨アンティーク』の魅力をたっ... 2020.12.01 2024.06.12 Books
Books 『からくさ図書館来客簿』小野篁が館長⁉京都の不思議な図書館の物語 仲町六絵さんの『からくさ図書館来客簿』シリーズは、小野篁が主人公のファンタジー物語です。平安時代に生きた小野篁がなぜ図書館に?優しくて不思議な世界の魅力をあなたに紹介します。小野篁に興味のある方、ファンタジーミステリーが好きな方、京都の不思議に魅かれている方にもおすすめです。『からくさ図書館来客簿』... 2021.01.03 2024.06.12 Books
Books 『源氏物の怪語り』(渡瀬草一郎著) 平安の世に親近感を覚える不思議な物語 『源氏物の怪語り(げんじもののけがたり)』は、平安時代の女性作家紫式部が主人公の物語です。紫式部が書いた『源氏物語』とは違います。って、私が勘違いしたんですけどね。妖や物の怪が大好物の私が書名だけで即買いした本ですが、思った通り…というよりそれ以上に面白かったのです。今回は、平安時代が好きな方や、私... 2021.01.12 2024.06.12 Books
Books 『明日の子供たち』 児童養護施設の姿を垣間見る時間 有川浩さんの『明日の子供たち』を読了。児童養護施設を舞台に、そこで暮らす子供たちや職員を描いた小説です。いつものようにテンポよくて読みやすい本でしたが、いつも以上に丁寧な取材をされたのだろうなと感じました。では、少し詳しく紹介しましょう。登場人物とあらすじ物語は、新任の職員三田村慎平が児童養護施設「... 2021.02.01 2024.06.12 Books