例年になく暖かい日が続く今日この頃。
梅の見ごろも1~2週間ほど早くなっているようなので、予定を繰り上げて北野天満宮へ行ってきました。
梅苑の梅はもちろん、本堂やその周りの梅も見事に咲いていました。
今日は、北野天満宮梅散策のお話です!
いざ、天神さんへ!
京都巡りは、原則公共交通機関利用と決めていた私ですが、この時期は仕事がいつも以上に忙しくて、できるだけ時間短縮がしたかったので、今回は自家用車でお出かけしました。
仕事の関係で午後からの出発でしたが、案外道は空いていて20分ほどで北野天満宮へ到着しました。
あと2週間余りで結婚(入籍)のため、家を出る娘とは最後のお出かけです。
と言っても、しょっちゅう帰ってくるし、京都巡りをするときは絶対声をかけろといわれていますが
駐車場からは参道の途中へ抜けられるのですが、せっかくですので正面からキチンとお参りです。
梅が見頃の時期ですので、参道をそぞろ歩く人も目立ちます。
梅苑は参道の途中にも結構見えちゃうのですが、お楽しみはあとに取っておきたい派なので、あえて見ないようにします!
でも楼門周辺にも本殿にも美しい梅がありすぎて、もうすっかり見とれてしまいました。
天神さんの梅を堪能
まずは、梅苑以外の梅をごらんください。
手水鉢の綺麗なお花も。牛さんもお花をつけてうれしそう(?)
梅ではありませんが、手水鉢もきれいです。
梅苑公開期間限定の御朱印は、菅原道真公の歌が記されています。
少しだけ並んで御朱印をいただくことができました。
おまたせしました!北野天満宮梅苑へ
本殿参拝を済ませ本殿周辺を散策した後、今回一番の目的「梅苑」へ。
入苑料(茶菓子付き) 大人1000円・こども500円
公開時間 9:00~16:00
入苑してすぐにあるのは「船出の庭」と呼ばれるお庭です。
目の前にしだれ梅が!
「わあ、きれい!」
思わず声が出ます。
多くの人が梅を楽しんでいますが、ゆっくり写真を撮ったり、梅を観賞するだけの余裕はあるくらいの人出なので、いい感じです。
「船出の庭」を堪能し終わると、娘が「そろそろ茶菓子をもらいたい。花より団子や」
という事で、茶店へ行きました。
なんとも可愛いお茶菓子です。
梅茶も美味しい。
茶店の前では、猿回しのイベントが行われていました。
テレビなどでは見たことがある猿回しですが、実際生で見たのは初めてでした。
なんかすごくお猿さんが可愛い。
お猿さんが芸を披露するたびに拍手しちゃいました!
さてさて、梅苑のメインはこれからです。
約50種類・約1500本の梅が壮観です。
やわらかい梅の香りもしています。
梅苑をじっくりと一回りした後は、御土居跡へ。
少し小高い丘が続きます。
すると向こう側が崖っぽくなっていたので、覗いてみると…。
ここにも梅が!
上から見る梅もきれいですぅ…。
キャラにないテンションになってしまいますぅ。
きっとあなたもキャラ崩壊しますよ!
おまけ:上七軒の風情
北野天満宮と梅苑を十分堪能した後、ちょっと寄り道しました。
北野天満宮のすぐ東にある上七軒です。
ちなみに「舞妓はレディ」では「上七軒」をもじった「下七軒」が舞台でした。
ちなみにパート2.新選組の土方さんの愛妾君鶴さんも上七軒の芸妓さんでした。
しっとりとしたたたずまいと空気。
梅苑でいただいた茶菓子はこちらのお店のおすすめなんですよ(老松さんです)
人もほとんど歩いていません。
私たちも静かにその雰囲気を楽しみました。
まとめにかえて
2020年2月中旬現在、あのコロナウイルスの影響で京都の観光地へのお客さんが少ないというのも自家用車を利用した理由の一つです。
北野天満宮の駐車場も想像していたより空いていました。
大型バス専用の駐車場も乗用車ばかりで、観光バスはその時点でわずか1台のみでした。
京都市民としては、正直このくらいの混雑程度がありがたいです。
ここしばらく余りの人の多さに避けていた嵐山や東山などにも今なら行こうという気になりますから。
もちろん観光地のお店の方は大変だと思いますが。
これを機会に、観光の在り方や京都の観光客への許容範囲などについてもう一度考えた方が良いのではと思いました。
京都市民も観光客も共にしっとりとした京都の空気を楽しむことはできないのでしょうか。
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