小春

Books

読みやすい時代小説なら「天眼通お蔦父娘捕物ばなしシリーズ」をおすすめ! 

「天眼通お蔦父娘捕物ばなし」シリーズは、木村友馨さんの書かれた時代小説です。第一作目『わすれ雪』は、木村さんのデビュー作ですが、とても処女作とは思えない素敵な小説です。時代小説というだけで、なんとなくハードルが高いと思っている方にも十分読み進めていただける作品だと思います。いったいどんな小説か気にな...
Healthy

大変!夫が高血圧に! 高血圧対策にはどんな食材がいいのか調べてみた!

痛風のくせに病院嫌いの夫が1年半ぶりにやっと血液検査へ行きました。どうしてもお酒が飲みたいので、毎日玄米を食べ、朝は舞茸や野菜のスープを飲んでいるので、検査結果を楽天的に待っていました。でも私の思っていた通り、尿酸値は高く、おまけに血圧も高い!!血圧の方は、薬を飲むほどではないので、しばらく様子を見...
Books

おすすめです! 「縁見屋の娘」このミス大賞 優秀賞

久しぶりの更新です。何か忙しくてゆっくり書く暇がなかったのですが、どうしてもおすすめしたい本があったので、何とか時間を作って書いています。2016年第15回『このミステリーがすごい!』大賞の優秀賞に選ばれた作品です。「京の縁結び 縁見屋の娘」 三好昌子京の口入業屋 「縁見屋」の一人娘、お輪は、曾祖母...
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Books

「カラスの親指」気持ちよく騙されました

数年前に、「カラスの親指」を映画で見ました。阿部寛さん主演で詐欺師役の話なので、面白いだろうなと思って見たのですが、予想外にとても面白くて、初めて道尾秀介さんを認知しました。それまでは、なんとなく聞いたことがある作家さんという程度だったんですが、映画を見た後しばらくは、道尾作品にはまり、立て続けに何...
Books

「あかんべえ」宮部みゆき ちょっと怖くてちょっと切ない江戸話

いまは宮部みゆきさんの「桜ほうさら」を読んでいます。読了次第、紹介しようと考えていますが、なにぶん少ない自由時間を割いて少しづつ読み進めているため、やっと上巻の中ほどです😑すでに面白くて素敵な表現もあり、すくにでもお話したいのですが、そういうわけにはいかないので今日は同じく宮部みゆき作品の「あかんべ...
Books

桜の季節に「桜ほうさら」

なんやかやと仕事や雑用が絶えず、2か月以上かかってやっと「桜ほうさら」を読み終えました。宮部みゆきさんは、私と娘の好きな作家さんの一人で特に時代物に惹かれます。「桜ほうさら」は以前NHKの正月時代劇で放映され、貫地谷しほりさんの切り髪姿が印象的でずっと原作が気になっていました。先日放映された、同じく...
新選組

伊東甲子太郎 志半ばで倒れた志士は本当に新選組を裏切ったのか

元治元年秋、1人の人物が上洛しました。彼を慕う仲間とともに新選組に入隊したのは、伊東甲子太郎。大いなる志をもって新選組隊士となった伊東でしたが、数年後にその志が無残に絶たれることなど、思いもしていなかったでしょう。今回は、新選組参謀・伊東甲子太郎の生涯を追いながら、彼が本当に目指したものを探ります。...
新選組

新選組隊士野村利三郎 東北の海に散った武士の生きざまとは?

幕末から明治の世へ移っていく中で、最後の抵抗を続けていた旧幕府軍は、大逆転を狙って、ある作戦に臨みました。しかし、その作戦は失敗し、多くの犠牲者が出てしまいます。その中に、野村利三郎という新選組隊士がいました。土方を慕い、武士として見事な最期を遂げた野村利三郎。彼はどんな人物だったのでしょうか。野村...
Books

『西洋菓子店 プティ・フール』  千早茜

フランスで菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子「プティ・フール」で働く。女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連客たち。店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。「甘いものは、こんなにも簡単に人を幸福にする」と書かれた帯に惹か...
歴史人物

日本のシェイクスピアと呼ばれた近松門左衛門 生涯と主な作品を紹介

ネットや情報番組でセンセーショナルに取り上げられることの多い、有名人の不倫や不祥事。他人事だけに、毎日の生活のちょっとした刺激になるからでしょう。ある意味無責任な人の心は、昔から変わらないものだったのです。江戸時代の初期から中期にかけてに活躍した近松門左衛門は、そんな人たちの心をわしづかみにした劇作...