「あかんべえ」宮部みゆき ちょっと怖くてちょっと切ない江戸話

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いまは宮部みゆきさんの「桜ほうさら」を読んでいます。

読了次第、紹介しようと考えていますが、なにぶん少ない自由時間を割いて少しづつ読み進めているため、やっと上巻の中ほどです😑

すでに面白くて素敵な表現もあり、すくにでもお話したいのですが、そういうわけにはいかないので今日は同じく宮部みゆき作品の「あかんべえ」という時代小説を紹介します。

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あらすじを少し

江戸深川の料理屋、「ふね屋」の一人娘おりん👧は、高熱を出して死にかけたときからお化け、亡者が見えるようになっていました。

おりんの両親が念願の料理屋として引っ越し、開業した「ふね屋」にはおりんにしか見えないお化けたちが住んでいました。

優し気でイケメンの若侍、腕のいい按摩のおじいさん、ちょっと色っぽくてうつくしい姐さん、おどろ髪の男、そしてすこし憎ったらしい小さな女の子。

みんなそれぞれに事情のあるお化けたちでした。

「ふね屋」を囲む人情味のある人たちやおりんと友達、おりんにしか見えないお化けたち。

お化けたちが絡んだ事件を紐解いていくうちにおりんと五人のお化けたちは心を通わせていきます。

ネタバレしてしまうので詳しくは言えませんが、お化けの皆さんにはそれぞれ悲しい過去がありそれがために成仏できずに「ふね屋」に棲んでいたのです。

宮部みゆきさんの作品はどれも好きですが、時代物は情緒があふれ登場人物が誰も魅力的で人情深く、読んでいてとても癒されます。

「あかんべえ」も謎解きあり、ファンタジーあり、人情あり、ちょっぴりキュンキュン(あくまでも個人の意見です😚)もあり、魅力的なお話です。最後では私はぽろぽろ😢と泣いてしまいました。

何回読んでも同じように泣いてしまいます。切なくて・・・💓。

時代物が苦手な人も少し昔の言葉や事柄が難しいかもしれませんが一度読んでみてください。多分、心が『ほわっ😌』としますよ。

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小春

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