Books

『悪霊列伝』永井路子 怨霊になった人々の物語

永井路子さんの『悪霊列伝』を読了。 平安時代を中心に怨霊となった人々の生き様や思い、その背景を描いています。 『悪霊列伝』を読んで 今や学問の神様として、崇敬されている菅原道真をはじめ、 崇道天皇(早良親王) 吉備聖霊 不破内親王姉妹 伴大納言 左大臣顕光 この6人がなぜ怨霊として恐れられたのか、そ...
京の寺社

哲学の道から蹴上インクラインへ 2022年春満開の景色をおすそわけ

2022年春の日。 ここ2年間は、コロナウイルス蔓延により、自粛が続いていたお花見でしたが、今年の京都は、人・人・人! インバウンドの最盛期に比べると、まだまだの人出ですが、正直なところこれくらいがちょうど良い…。 ということで、私もお花見に行ってきました。 日ごろ頑張っているご褒美でしょうか、桜満...
Books

おすすめです! 「縁見屋の娘」このミス大賞 優秀賞

久しぶりの更新です。 何か忙しくてゆっくり書く暇がなかったのですが、 どうしてもおすすめしたい本があったので、 何とか時間を作って書いています。 2016年第15回『このミステリーがすごい!』大賞の 優秀賞に選ばれた作品です。 「京の縁結び 縁見屋の娘」 三好昌子 京の口入業屋 「縁見屋」の一人娘、...
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京の寺社

八坂神社から知恩院~三条を散策

娘が久しぶりに2連休なので二人で八坂神社あたりへ散策に行くことにしました。 土曜日は私も仕事がお昼までなので午後いちで出かけることに。ところが急な休みが出て娘が午前のみ出勤になり、京阪の祇園四条駅で待ち合わせをすることにしました。 ちょうど時間通りに到着し、四条スタバの前で待っていると、娘から連絡が...
和暦と行事

9月9日は「重陽の節句」ほんの少し秋を感じてお祝いしてみませんか?

9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」です。 節句? 桃の節句とか、端午の節句走っているけど、重陽って何? そう思っている方は多いはず。 実は重陽の節句も昔は、ほかの節句と同じくらい有名だったのです。 ということで、今回は、「重陽の節句」についてお話しします! 「重陽の節句」とは? 重陽の節句につ...
京の寺社

『光る君へ』宇治の散策で平安へ思いを馳せる 平等院から宇治上神社、大河ドラマ展へ

大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部が著した『源氏物語』では、光源氏が亡くなった後の「宇治十帖」の舞台となった宇治市。 藤原道長の邸宅跡に建てられた平等院では藤の花が見ごろとなり、多くの拝観者で賑わっています。 連休初日はあいにくの曇天でしたが、藤の花と美しい鳳凰堂の姿を見るため、早起きして宇治へ行...
おすすめ散策

京都の秋を感じる花 美しい萩の咲くおすすめスポット7選!

京都の秋を代表する花と言えば、萩の花です。 秋の七草にも数えられる萩は、万葉の時代から愛されてきた日本人にとってとても親しみのある花と言えます。 京都でも残暑がまだ厳しい8月下旬ごろから場所によっては10月中旬ごろまで萩の花が私たちの目を楽しませてくれます。 今回は、そんななじみ深い萩の花のおすすめ...
京の歳時記

京都では定番の十三まいりとは?意味やお参りの方法、服装を解説!

関西地方、特に京都では、毎年4月ごろに十三まいりという行事が行われます。少しずつほかの地域にも広がっているようですが、まだまだ全国区ではありません。 そこで今回は、十三まいりの由来や意味、お参りの時期や服装などについて、紹介します。 十三まいりとはどんな行事? 十三まいりとは、数え年で13歳になった...
京の寺社

安産の神様 京都伏見の御香宮神社へ!美しい御朱印とイケメン御朱印も!

令和元年の師走は、大掃除を早めに済ませ、比較的ゆっくりした年末になりました。 そこで、待望の子どもを授かった息子夫婦のためにお守りを授与していただこうと、安産の神様:伏見の御香宮神社へ参拝してきました。 もうすっかりお正月の準備が整った御香宮神社は、人も少なくゆっくりと参拝することができました。 で...
二十四節気・雑節

二十四節気の「立春」とは?時期や気候、風習や食べ物、京都の行事を紹介!

「立春」は、二十四節気の始めの節気です。 暦の上では、春の始まり。 そろそろ寒い冬にうんざりしたころ、春の兆しをほんの少し感じてほっとします。 旧暦では1年の始まりでもある「立春」とは、どんな季節なのでしょうか? 立春の期間と気候 立春は、2月4日ごろから18日ごろまでの期間を言います。 節分の翌日...