9月 長月の京都 おすすめイベント3選 夏バテも忘れる幽玄の世界へ

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晴明神社 京の歳時記
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暦は9月と言えど、まだまだ暑い京都。

今回は、バテバテの心と体を癒してくれそうなイベントを紹介します。

松尾大社の八朔祭
晴明神社の晴明祭
平岡八幡宮の花天井公開

あなたはどのイベントが気になりますか?

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八朔祭

八朔(はっさく)とは、旧暦の8月1日のことです。

新穂が実るこのころは、台風や害虫の被害を受けることが多い時期のため、松尾大社では五穀豊穣・家内安全を祈願するために始められたお祭りです。

明治18年(1885年)に始まって以来、9月1日に行われていました。

現在は9月の第1日曜日に実施されています。

八朔祭のスケジュール

松尾大社の八朔祭は、京都で最後の夏祭りといわれ、毎年多くの参拝客が訪れています。

祭りは、前日の宵宮から始まります。

宵宮
17:00 和太鼓
18:30~ 神結び ブライダルショー
19:00~ 盆踊り大会
日没より 境内御神灯 点灯

当日
8:00~ 八朔相撲 (新生児赤ちゃん土俵入り)
8:30~ 女神輿巡行
13:00~ 上桂御霊太鼓 (かみかつら ごりょう だいこ)
14:00~ こども神輿おねり
16:00~ 嵯峨野六斎念仏踊
日没~ 境内御神灯 点灯

女神輿(やまぶき会)ルート
8:30発 松尾大社発
10:20 櫟谷宗像神社 (いちいたに むなかた じんじゃ)
11:45 船渡御(ふなとぎょ)
13:00 野宮神社
13:50 渡月橋
14:20 五木茶屋
15:10 松尾大社
八朔祭の見どころ 宵宮

宵宮と当日に灯される御神灯は、境内のあちこちにつるされます。

夕闇に浮かぶ暖かな灯はとても美しくて幻想的ですよ。


また、子供たちの描いた絵も提灯になって灯りがともされていますので、楽しく見てください。

宵宮の盛り上がりは、盆踊りで最高潮になります。

定番の江州音頭や河内音頭、炭坑節のほか、子供向けの曲もかかってみんなで踊ります。

こんな時は、恥ずかしがらずに参加しましょう。

八朔祭の見どころ 当日

当日の朝は、赤ちゃんの元気な鳴き声から始まります。

そして一番の見どころは、「やまぶき会」による女神輿の船渡御です。

松尾大社から渡月橋へ2時間ほどかけていき、お神輿が保津川を渡ります。


船上から「ホイット、ホイット」の掛け声が聞こえ、花火が上がります。

船を降りると、お神輿は竹林の小道を通り野宮神社へ。

静かな竹林とお神輿の共演は、とても素敵です。

空也上人が奏した六斎念仏踊り

お神輿が松尾大社に戻り、一息ついたころ六斎念仏踊りが行われます。

六斎念仏踊りは、空也上人が松尾大社の神前で初めて踊ったといわれ、無形文化財にも指定されています。

祇園ばやしのようなお囃子や獅子の踊りを見ていると、ワクワクドキドキしてしまいます。

松尾大社 基本情報

八朔祭日程 毎年9月第1日曜日(前日 宵宮)

拝観時間 9:00~16:00(日・祝 16:30)

拝観料(庭園・神像館) 大人500円 学生400円 子供300円

松尾大社公式サイト https://www.matsunoo.or.jp/

アクセス

阪急嵐山線 松尾大社駅下車 徒歩2分

市バス 松尾大社前下車 

電車・バス乗り換え案内 https://www.arukumachikyoto.jp/index.php?lang=ja

 

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晴明神社の晴明祭

晴明神社は、映画「陰陽師」でも有名な平安時代の陰陽師安倍晴明をお祀りする神社です。

晴明神社

晴明祭は、晴明神社において最も重要な儀式で、1年に1度安倍晴明が地上に舞い降りてくると言われています。

なんともミステリアスでファンタジーな伝説でしょうか。

晴明さんに会いたい人は、ぜひおいでくださいね。

晴明祭の概要

安倍晴明は、寛文2年9月26日に亡くなったといわれ、もともと晴明祭はその命日に行われていました

現在では、秋分の日とその前日に催されています。

宵宮祭(秋分の日前日)

19:00 湯立神楽・お迎え提灯行列

20:00 お神楽奉納

晴明祭当日(秋分の日)

10:00 例祭

13:00 神幸祭 神輿渡御

神輿巡幸は北の寺ノ内町から南の下長者町、東の堀川通から西の智恵光院通の範囲を回ります。

晴明祭の見どころ

宵宮では、やはり湯立神楽ですね。

お清めの塩とお神酒を入れた熱湯を笹の葉に浸して、参拝者の振りかけた祓い清める儀式です。

無病息災を願う多くの参拝者が、その湯をかぶります。

白い湯気が上がり、とても神聖な雰囲気です。

また境内に多くともっている提灯には、晴明神社の神紋である五芒星(ごぼうせい)が描かれています。

かっこいい!

もちろん多くの屋台も並び、うきうき気分で楽しめます。

にぎやかな中にも厳かな神輿渡御

晴明祭当日は、13時からの神輿渡御がメインイベントですね。

少年鼓笛隊を先頭に、菊鉾、扇鉾、獅子、御神宝、飾馬にお稚児さんなど、500人もの行列が練り歩きます。

五芒星のきらりと光るお神輿は、美しくて凛としています。

辻回しなどの披露も見ものです。

晴明神社 基本情報

晴明祭

毎年秋分の日(前日は宵宮)

境内自由 

参拝時間 9:00~16:30

晴明神社公式サイト https://www.seimeijinja.jp/

アクセス

市営地下鉄烏丸線 今出川駅下車 徒歩12分

市バス 9・12系統 一条戻り橋・晴明神社前下車 すぐ

市バス 59系統 堀川今出川下車 徒歩2分

バス・鉄道乗り換え案内 https://www.arukumachikyoto.jp/index.php?lang=ja

平岡八幡宮「花の天井」

最後に紹介するのは、平岡天満宮の「花の天井」特別拝観です。

平岡八幡宮は、弘法大師により創建された山城の国最古の八幡宮です。

天井に咲く美しい花々とともに高尾もみじの参道も有名ですよ。

「花の天井」特別公開

平岡八幡宮本殿の内陣天井に描かれた「花の天井」は、毎年春と秋に特別拝観できます。

特別拝観の期間は、9月から12月までありますので、時期を調整すれば紅葉も一緒に楽しめますね。

特別拝観の期間中は、宮司さんが丁寧に説明をしてくださるうえ、宮司さんがつけた梅干しと結び昆布の入った縁起のいい大福茶の接待もあります。

天井には、多くの種類の花が描かれ、宮司さんのほうからその花の名前も教えていただけますので、とても興味深く楽しく拝観できます。

ただし、あんまり一生懸命見ていると、首が痛くなるのでご注意を(^_-)-☆

 

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219 天井一面に極彩色の花 今年9月、高雄の平岡八幡宮で「花の天井」の特別拝観がおこなわれます。格子状の天井に、椿や山桜、紫陽花など、44枚もの極彩色の花の絵が並ぶ「花の天井」。描かれた当時は、まだ日本に伝わっていなかったとされる「葡萄(ぶどう)」が描かれているなど、ちょっとした謎も……。また、秋には平岡八幡宮の参道で美しい姿を見せてくれる「高雄楓(かえで)」も描かれ、お花鑑賞と一緒に「紅葉狩り」の先取りもできますよ♪ フォトグラファーの山﨑泰治さん、素敵なお写真ありがとうございました。 #そうだ京都行こう #平岡八幡宮 #花の天井 #高雄楓 #紅葉狩り #京都の紅葉 #京都の旅 #京都 #kyoto ※通常撮影不可となっています。今回は特別に撮影させていただきました。 ※秋の特別拝観は 2019年9月13日(金)~12月1日(日)の開催です。10月6日、12〜14日は拝観休止となります。

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「花の天井」通常は撮影禁止です

平岡八幡宮 基本情報

境内無料 

2023年の「花の天井」特別拝観期間  9月15日(金)~12月3日(日)

拝観時間 10:00~16:00(15:30受付終了)

*10/1(日),8(日),9(月)は拝観できません。

「花の天井」拝観料 800円(大福茶接待付き)小学生以下は無料です

お問い合わせは平岡八幡宮まで 075-871-2084

アクセス

市バス8系統 平岡八幡前下車 徒歩3分

バス・鉄道乗り換え案内 https://www.arukumachikyoto.jp/index.php?lang=ja

 

京の歳時記京歩き秋(9月~11月)
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小春

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