平安時代

平安時代

『光る君へ』紫式部のライバルと言われた清少納言ってどんな女性だったの?

清少納言は、平安時代の女流歌人で、随筆家で、そして天皇の后である中宮・定子の教育係を勤めた女性です。一説には紫式部とライバル関係にあったとも言われています。ところが、清少納言が書いた『枕草子』について、学校で習ったのはあの「春はあけぼの…」という一部分だけ。あまり印象に残りませんでした。でも大人にな...
平安時代

【光る君へ】一条天皇に愛された定子はどんな女性だったの?

藤原道隆の娘・定子(ていし・さだこ)は、一条天皇の皇后として、深く愛されながら若くして亡くなってしまった女性です。藤原家の長男のもとに生まれ、何不自由なく育った定子は、3歳年下の一条天皇に入内し、幸せな結婚生活を送っていました。ところが、父・道隆が亡くなったことで、次第に苦境に立たされていく定子。今...
平安時代

【光る君へ】藤原彰子の生涯 幼くして中宮となった平安の姫の幸せはどこに?

彰子は、平安時代最も権力を持った藤原道長の長女として生まれました。まさに生まれながらのお姫様だった彰子は、わずか11歳で一条天皇のもとに嫁ぎます。この時代では珍しいほどの長寿だった彰子は、夫や子の死に直面しながらも藤原一門を統率しました。今回は、自らの意思とは離れたところで運命が決まっていった彰子の...
奈良時代

この人が祟らなければ今の京都はなかった⁉悲運の貴公子早良親王の生涯とは?

日本には、三大怨霊としておそれられた人々がいます。平将門菅原道真崇徳天皇しかし、この三人に勝るとも劣らないほど恐れられた人がいました。それが、早良親王(さわらしんのう)です。実は、早良親王の恐ろしい祟りがなければ、京に都は移されなかったのです。ですので今の京都があるのは、早良親王のおかげだともいえる...
Books

『源氏物の怪語り』(渡瀬草一郎著) 平安の世に親近感を覚える不思議な物語

『源氏物の怪語り(げんじもののけがたり)』は、平安時代の女性作家紫式部が主人公の物語です。紫式部が書いた『源氏物語』とは違います。って、私が勘違いしたんですけどね。妖や物の怪が大好物の私が書名だけで即買いした本ですが、思った通り…というよりそれ以上に面白かったのです。今回は、平安時代が好きな方や、私...