2020年1月睦月の京都 七草粥と小豆粥の振舞いの場所を紹介

七草粥歳時記

日本には、新年の7日に七草粥、15日に小豆粥を食べる風習があります。

最近では、そんな風習もなくなりつつありますが、京都に暮らしていると、季節の行事をとても身近に感じることができます。

今回は、京都巡りをされるあなたにおすすめの新年一月の行事、七草粥と小豆粥のふるまいをされている京都の寺社仏閣を紹介します。

いつもとはまた違った優しい京都を、どうぞお楽しみくださいね。

まずは、七草粥と小豆粥の由来からお話ししましょう。

初春の京都へどうぞおこしやす。

 

1年を平穏無事に過ごすための行事:七草粥と小豆粥

七草粥の風習も小豆粥の風習も中国の風習を起源としています。

1月7日 七草の日は人日(じんじつ)

中国では、元日から7日までに以下の生き物を当て、その日に当たるものを大切にするという風習がありました。

1日 鶏
2日 犬
3日 猪・豚
4日 羊
5日 牛
6日 馬
7日 人

7日は、「人」を大切にする日

ということで、人間を大切に・・・つまり体をいたわる日なのです。

7日に七種類の若菜を温かいお吸い物にして食べると無病息災でいられるという言い伝えがありました。

これが日本に伝わり、室町時代の頃にお吸い物から粥になり、七草粥の風習が定着したと言われています。

我が家では、

「年末からお正月にかけて、暴飲暴食の毎日で疲れ切った胃腸を休めるために、七草粥をいただくんだよ」

と教えられていました。

ちなみに、春の七草は知っていますか?

「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(蕪)・スズシロ(大根)」

若干字数足らずの感じはありますが、リズムを付けていってみると、覚えやすいですよ。

聞いたこともない草もありますが、もちろん全部食べられます。

昔は、近所の野原や河原にも生えていたのですが、今では年明けのスーパーなどでしか見かけない、珍しい若菜になってしまいましたね。

邪気払いの小豆粥

小正月の1月15日に食べる小豆粥の風習も中国の風習が伝わったものです。

小豆の赤色には、神秘的な力があり、邪気を払うとされ、古くから祭祀の場で用いられてきました。

小豆粥

小豆粥を食べて、邪気を払い疫病を除く風習は、京都を中心に関西地方に見られます。

京都では、「あずのおかいさん」と呼ばれ親しまれていますよ。

祝い事がある時に赤飯を炊くのも小豆粥の風習から来たもので、これは全国的に広がっていますね。

由来がわかったところで、京都の七草粥・小豆粥の行事を行う場所を紹介しましょう。

七草粥の行事がある場所

七草粥の行事は、1月7日に行われるものがほとんどですが、中には旧暦で行われるところもありますので、日程には注意してください。

福王寺神社

ご利益子宝・安産・家庭円満など

仁和寺や妙心寺の近くにある福王寺神社は、七草粥発祥の地と言われています。

元日の神事で供えられた鏡餅を入れた七草粥が特徴です。

拝観自由

問い合わせ 福王寺神社 075-463-0937

アクセス

京福電鉄北野線 宇多野駅下車徒歩4分

市バス 8・特8・10・26・59系統 福王寺下車すぐ

西院春日大社

ご利益病気平癒・厄除けなど

1月7日には若菜祭が催され、300円のご志納で「若菜粥」が振舞われます

拝観自由

西院春日大社のサイトはこちらです

アクセス

阪急京都線 西院駅下車徒歩3分

京福電鉄嵐山本線(嵐電)西院駅下車徒歩3分

JR嵯峨野線 二条駅徒歩15分

市営地下鉄 二条駅徒歩15分

市バス 3・8・11・13・26・27・28・29・67・69・71・75・91・202・203・205系統 西大路四条下車徒歩3分

上賀茂神社

ご利益厄除け・方除け・開運など

正式には、「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」と言います。

葵祭でも知られている京都を代表する有名な神社の1つですね。

年の初めに白馬を見ると邪気が払われるという中国の故事にのっとった宮中の儀式「白馬節会」が神事化がされた「白馬奏覧神事」が行われた後に七草粥の接待(500円)があります。

神事を行う神馬「神山号」は、競走馬としても活躍していた馬で、日祝日には神馬舎にいます。

本当に真っ白できれいなおとなしい馬ですよ。

拝観自由

上賀茂神社のサイトはこちら

アクセス

市営地下鉄烏丸線 北大路駅・北山下車 徒歩25分・タクシー5分

市バス 4・46.67系統 上賀茂神社前下車徒歩5分

京都バス 30・32・34・35・36系統 上賀茂神社前徒歩5分

御香宮神社

ご利益安産・子育て・開運厄除けなど

幕末の鳥羽伏見の戦いのときには、薩摩藩の屯所が置かれたこともある御香宮神社は、名水でも有名です。

七草を神前に供える七種神事のあと、京の名水代表として「名水百選」にも認定された「御香水」で作られた七草粥が振舞われます。

拝観自由

御香宮神社のサイトはこちら

アクセス

京阪本線 伏見桃山駅下車徒歩4分

近鉄京都線 桃山御陵前駅下車徒歩3分

JR奈良線 桃山駅下車徒歩5分

市バス 南8系統 御香宮前下車徒歩1分

城南宮

ご利益方除け・人間関係円満など

平安遷都の際、都の裏鬼門を守る方除けの神とされました。

平安の時代の貴族の遊びを再現した「曲水の宴」は、平安王朝の優雅さを目の当たりにできる雅な行事です。

こちらの七草粥行事は、 旧暦の1月7日に近い2月11日に行われます。

源氏物語の「若菜の巻」にちなんだ春の七草の神事のあと、七草粥(500円)が振舞われます。

拝観自由

神苑「楽水苑」拝観料 高校生以上600円 小中学生400円 曲水の宴(4月29日・11月3日)の日は無料開放

城南宮公式サイトはこちら

 

アクセス

市営地下鉄烏丸線 竹田駅下車徒歩15分

近鉄京都線 竹田駅下車徒歩15分

市バス 18・南1・南2.・南3・特南2系統 城南宮東口下車徒歩3分

市バス 19系統 城南宮下車徒歩すぐ

京阪バス 6・24・24A系統 城南宮東口下車徒歩3分

京阪バス 26系統 城南宮下車徒歩すぐ(土・日・祝のみ)

JR京都駅八条口より京都らくなんエクスプレスバス 油小路城南宮・城南宮前下車すぐ

京都駅から西へ、西大路八条にある若一神社でも七草粥の振舞いがありましたが、数年前から中止されていますので、ご注意くださいね。

小豆粥の行事がある場所

小豆粥の行事は、七草粥に比べると振舞いをされている場所は少ないので、うまく回れば小正月の小豆粥食べ歩きもできそうですよ。

妙心寺東林院

妙心寺の塔頭東林院は、沙羅双樹の庭園が有名です。

毎年6月には「沙羅の花を愛でる会」が開かれています。

 

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* good morning kyoto. ・ ・ ・ 背筋を伸ばして深呼吸😌✨❁.*・゚ ・ ❁6月15日~30日まで「沙羅の花を愛でる会」で特別公開されています❁ 普段拝観できない寺院さんなので、紗羅の花が咲く時期だけ公開されています❁.*・゚ この機会にぜひ😌🙏✨ Location : 🇯🇵Kyoto/Japan * #沙羅双樹 #flower #そうだ京都行こう #未来に残したい京都 #京都観光 #京都旅行 #京都巡り #寺社仏閣 #寺社巡り #京都好きな人と繋がりたい #kyoto #ritrip_kyoto #kyotostyle #lovers_nippon #japan_trip_guide #igersjp #exceptional_pictures #my_daily_flower #flower_special_ #ip_blossoms #ig_flowers #special_spot_ #art_of_japan_ #japan_daytime_view #picture_to_keep #photo_life_best #love_bestjapan #whim_fluffy #東京カメラ部 #tokyocameraclub @kyoto_style @kyotopi.jp @soudakyoto_official

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普段は非公開の東林院ですが、1月15日から31日までは「小豆粥で春を祝う会」が開かれ、小豆粥を中心とした精進料理をいただくことができます

予約不要ですので、11時から15時の間に直接東林院へ伺い、3800円を払えば入寺できます

まず梅湯茶礼、そののち小豆粥と精進料理をいただけます。

優しい味の精進料理と非公開の東林院を拝観できるという正月ならではのお楽しみが経験できますよ。

通常非公開

問い合わせ 075-463-1334

アクセス

京福電鉄北野線 妙心寺駅下車徒歩12分

JR嵯峨野線 花園駅下車徒歩8分

市バス 10・26系統 妙心寺北門前下車徒歩10分

市バス 91・93系統 妙心寺前下車徒歩6分

京都バス 61・62・63・64・65系統 妙心寺前下車徒歩6分

上賀茂神社

春の木である樒(しきみ)で作られた「粥杖」と小豆粥を供えて一年の除災を祈る神事「御粥神事」が行われます。

その後お下がりの小豆粥をいただきます。

初穂料3000円を払えば、どなたでも参列できます

下鴨神社

ご利益縁結び・五穀豊穣・安産など

正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言います。

上賀茂神社と並び、京都最古と言われる歴史を持つ下鴨神社は、パワースポットとしても知られています。

特に縁結びのご利益があるとされる「相生の社(あいおいのやしろ)」は、多くの女性参拝者が訪れています。

また、木々がうっそうと茂る「糺ノ森(ただすのもり)」は、馬がさっそうと走るシーンなど時代劇のロケでもよく使われていますよ。

1月15日には、野菜や果物と共に小豆粥・大豆粥を神前に供えて五穀豊穣・国家国民の安泰を祈願する「御粥祭」が行われ、先着順で小豆粥(ご志納300円)が振舞われます。

拝観自由

下鴨神社のサイトはこちら

アクセス

京阪鴨東線 出町柳駅下車徒歩10分

叡山電鉄叡山本線 出町柳駅下車徒歩10分

市バス 1・4・205系統 下鴨神社前・糺ノ森下車すぐ

京都バス 51系統 出町柳駅前下車徒歩10分

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七草粥・小豆粥の振舞い まとめ

今回は、京都の1月の行事として、七草粥と小豆粥をピックアップしてみました。

これらは、美味しいものと京都の歴史を同時に楽しめる年明けの行事です。

欲張って何ヶ所かめぐるも良し、一ヶ所でゆったりと京都の風習を楽しむも良し。

あなたの京都巡り初めの参考にしていただければ嬉しいです。


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