今回は、藤の花を愛でます。
藤色の小さな花が降り注ぐように咲きそろうさまは、まるで紫のシャンデリアです。
上品な紫色は、人の心を落ち着かせてくれるようです。
外出を自粛している今、癒しの藤色を見て、ストレスを少しでも解消しましょう。
では、藤色の世界へどうぞ。
藤の名所を巡りましょう
京都には藤の名所は数多くありますが、今日は平等院、城南宮、梅宮大社、鳥羽水環境保全センターの藤を紹介します。
平等院の藤
平等院は、硬貨や紙幣のデザインにも使われた鳳凰堂で有名な世界遺産です。
平安時代、藤原頼通が父道長の別荘を寺院として創始したのが始まりと言われています。
鳳凰堂をバックにした気品あふれる藤の花は、時間を忘れて見とれてしまうほどです。
平等院に咲く藤の花が、言葉を失う美しさです。 pic.twitter.com/xirAvDa15Z
— うさだぬ📕京都浪漫紀行 (@usalica) April 13, 2022
ツツジとの饗宴も素晴らしいです。
城南宮の藤
早春のしだれ梅でも有名な城南宮ですが、4月下旬から5月上旬には、藤の花とツツジが咲き揃います。
城南宮には、しだれ梅が美しい「春の山」
曲水の宴が行われる「平安の庭」
そしてツツジや青紅葉が美しい「室町の庭」と
「桃山の庭」
があります。
肝心の藤の花は「室町の庭」に咲いています。
こちらでもツツジとの饗宴が見事ですよ。
梅宮大社の藤
梅宮大社と言えば、やはり梅ですね。
ですが、ツツジが咲く4月下旬から5月上旬には藤の花もきれいに咲きます。
神苑奥の匂玉池に沿って藤棚があります。
午後からは梅宮大社さんへ🐈
庭園のツツジと藤の花が綺麗でした😊 pic.twitter.com/zitS1pG7cY— テン(GIRLS GO-YLEとTHE SEE-SAW) (@ten_te22) April 18, 2021
鳥羽水環境保全センターの藤
トリは圧巻の藤棚で、毎年多くの観光客が訪れる鳥羽水環境保全センターです。
鳥羽水環境保全センターは、京都市で最大規模の浄水場です。
その敷地内に、全長約120m、40本にも及ぶ藤棚があります。
まるで藤のシャワーです!
これだけの藤を見ると、お腹いっぱいになりそうですね。
藤の花、堪能していただけましたか?
終わりに
今回は、京都の各所に咲く藤の花を紹介しました。
ただいま2020年のゴールデンウイーク中です。
いいお天気が続いているのに、外出は自粛。
辛いですね。
美しい花(の写真)で少しでも気持ちをほぐしていただけたらうれしいです。
京都の花を愛でる特集、まだまだ続きます。
お楽しみに!
コメント