京の歳時記

2月京都の行事 吉田神社の節分祭と壬生寺の節分会を紹介!

暦の上では早春を迎える2月。 京都は、底冷えの厳しい寒さが続きます。 お出かけするのもおっくうになってしまう季節ですが、この季節ならではの行事を楽しんでみませんか? 今日は、そこまで来ている(かもしれない)春をお迎えする京都の行事の中で、歴史ある吉田神社の節分祭と壬生寺の節分会を紹介します。 それぞ...
京の寺社

建仁寺塔頭 両足院の半夏生と霊源院の甘茶に癒される

6月の半ばになると、梅雨らしいじめじめとした日が多くなります。 特に京都は、不快指数がどんどん上がるような気候が続きますが、実はこの季節の寺社巡りは特にお気に入りなんです。 紫陽花を筆頭に、花菖蒲・アヤメ・カキツバタ・桔梗・睡蓮・蓮・沙羅双樹などなど、気品ある花々が見ごろになってくるからです。 今回...
京の寺社

安楽寺(松虫鈴虫寺) 鹿ヶ谷にひっそりと佇む寺に伝わる姫たちの物語

安楽寺は、別名松虫鈴虫寺と呼ばれる浄土宗のお寺です。 なぜ松虫鈴虫寺と呼ばれるのか、それはある姫たちに関する悲しいお話が由来となっています。 今回は、京都左京区の鹿ヶ谷にある安楽寺を紹介します。 風情のある安楽寺のたたずまいとともにその歴史に思いを馳せてみてくださいね。 安楽寺の由緒 安楽寺は、法然...
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京の寺社

東寺の紅葉から西本願寺へ 七条周辺の散策コースを紹介!

今週は特別拝観中の東寺へ行ってきました。 京都駅八条口から西へ。 イオンモール京都を南に抜け、西へ歩いて約10分。 まずは、東寺の北にある菓子司「東寺餅」で娘のお目当て東寺餅を買いました。 菓子司「東寺餅」さんは、創業が1912年。 100年以上も続く老舗の和菓子屋さんです。 東寺餅は、東寺御用達の...
京の寺社

京都の神社仏閣巡り 化野念仏寺 数多の石仏は何を語るの?

京都嵐山から竹林の道を通った奥嵯峨野。 ひっそりとした静けさの中にあるのが化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)です。 化(あだし)とは、「むなしい」「はかない」という意味で、「生」が化して「死」となるという意味とこの世に再び生まれ変わるとか極楽往生への願いが含まれています。 今回は、なんとも哀し気な雰囲...
Books

おすすめです! 「縁見屋の娘」このミス大賞 優秀賞

久しぶりの更新です。 何か忙しくてゆっくり書く暇がなかったのですが、 どうしてもおすすめしたい本があったので、 何とか時間を作って書いています。 2016年第15回『このミステリーがすごい!』大賞の 優秀賞に選ばれた作品です。 「京の縁結び 縁見屋の娘」 三好昌子 京の口入業屋 「縁見屋」の一人娘、...
京の寺社

「鷺森神社」縁結びのパワースポットは紅葉の穴場です!

修学院・一乗寺付近には、風情ある社寺が点在しています。 その1つである鷺森神社も、趣深い神社です。 ですが、あまり観光客の方は見かけない、いわば穴場スポットとなっています。 今回は、特に紅葉シーズンには素晴らしい景色が見られる鷺森神社を紹介します。 鷺森神社の由緒 鷺森神社の創建は、今から約1000...
上京区

京都市上京区 清浄華院 美しい名前の寺院は皇室とのつながりが深いお寺

清浄華院(しょうじょうけいん)は、京都御所の東、梨木神社のお向かいで蘆山寺のお隣にある浄土宗のお寺です。 清浄華院という名前は、 「浄土に咲く蓮の華のように、清らかな修業ができる場所」 という願いが込められています。 今回は、慈悲深い『泣不動』でも有名な清浄華院を紹介します。 清浄華院の由緒 清浄華...
京の寺社

「花と水の京都」に魅かれて 上賀茂神社の花手水と茅の輪くぐり

2021年初夏の京都。 コロナウイルス蔓延による緊急事態宣言下の中ですが、京都の新たな魅力が発信され始めました。 「花と水の京都」 可愛くてきれいな花手水と、打ち水で浮かび上がるレインアートなどが私たちを出迎えてくれるというイベントです。 常に癒しを求めている私は、今回新たにこのイベントに参加された...
京の寺社

城南宮 四季を通じて花々が彩る宮は京の南を守護するお宮

早春のしだれ梅が有名な城南宮は、京都の南を守るために創建されたお宮です。 春だけでなく、四季それぞれに美しく彩られる城南宮。 その歴史は、平安遷都とともに始まったと言われています。 今回は、城南宮を紹介します。 城南宮の由緒 延暦13年(794年)の平安京遷都に伴い、京の四方を守護する寺社が置かれま...