Books

『天保十四年のキャリーオーバー』江戸を舞台の痛快コンゲーム!その結末は?

今回紹介するのは、天保の改革で暗躍した鳥居耀蔵(とりいようぞう)によって窮地に立たされたある人々の痛快復讐劇。 私の好きな作家さんの1人、五十嵐貴久が書かれた時代小説で、舞台は江戸後期の天保年間です。 天保の改革の名の下、厳しい取り締まりを指揮していた鳥居甲斐守耀蔵を、庶民は「妖怪」と呼んで恐れてい...
Books

『優しい死神の飼い方』知念実希人 心温まるミステリファンタジー

今日おすすめする本は、知念実希人さんの『優しい死神の飼い方』です。 はじめは、表紙のふんわりした優しい絵と題名に魅かれて手に取った本でしたが、読み進むうちにどんどんと作品の世界に入り込みました。 ハートフルで切なく、でも推理者としても楽しめるこの作品、おすすめします! 『優しい死神の飼い方』登場人物...
和暦と行事

門松やしめ飾りはいつ・どこに飾ればいい?お正月飾りの基本を紹介

年末の大掃除も終わり、あとはお正月を待つばかり…。 ところで、お正月の飾りっていつから飾ればいいんだっけ? 門松はどこに? しめ飾りは? 飾りはいつ片付けるの? 鏡餅は1ヶ所でいいの? などなど、次々と現れるはてなマーク。 今回は、知っているようであやふやなお正月の基本的なマナーを紹介します。 ほん...
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京の寺社

京都八瀬 瑠璃光院 リフレクションの景色にうっとり

瑠璃光院と言えば、毎年春と秋の特別拝観の時期には、2~3時間待ちが当たり前の京都でも屈指の混雑スポットです。 ところが今年(2020年)は、コロナウイルス感染対策のため、完全事前予約制になりました。 「行くなら今や!」 ということで、先日念願の瑠璃光院を堪能してきました。 残念ながら紅葉の見ごろには...
京の寺社

赤山禅院 京の鬼門を守る寺院にはお猿さんが鎮座

京都の北東、比叡山の麓にある赤山禅院。 紅葉の名所としても有名です。 寺院でありながら、神社のような雰囲気もある不思議な赤山禅院は、京都にとってとっても大切な役目をしているのです。 今回は、赤山禅院の由緒・見どころなどについて紹介します。 赤山禅院の由来 赤山禅院の創建は、仁和4年(888年)、ご本...
京の歳時記

2月京都の行事 吉田神社の節分祭と壬生寺の節分会を紹介!

暦の上では早春を迎える2月。 京都は、底冷えの厳しい寒さが続きます。 お出かけするのもおっくうになってしまう季節ですが、この季節ならではの行事を楽しんでみませんか? 今日は、そこまで来ている(かもしれない)春をお迎えする京都の行事の中で、歴史ある吉田神社の節分祭と壬生寺の節分会を紹介します。 それぞ...
京の寺社

青蓮院門跡 紅葉の庭園としずかな佇まいをしっとりと感じる時間

小春日和の休日。 1人でゆっくりと青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)へ出かけました。 京都は観光シーズンのピークですので、午前9時の拝観時間に合わせたスケジュールです。 おかげでゆっくりと拝観することができました。 今回は、しっとりとした青蓮院門跡を感じていただけるように、その歴史などを紹介しなが...
京の寺社

紅葉前の東福寺へ行ってきました 八相の庭と青紅葉に感動!

先日、数十年ぶりに東福寺へ行ってきました。 本当なら紅葉の美しい時期に行きたかったのですが、コロナ禍に時期でもおそらく東福寺の紅葉は、人をグングン引き寄せるはず。 静かな東福寺を楽しみたかったので、あえて紅葉前を選びました。 今回は、写真多めの記事になっていますので、美しい東福寺をどうぞお楽しみくだ...
京の寺社

哲学の道から蹴上インクラインへ 2022年春満開の景色をおすそわけ

2022年春の日。 ここ2年間は、コロナウイルス蔓延により、自粛が続いていたお花見でしたが、今年の京都は、人・人・人! インバウンドの最盛期に比べると、まだまだの人出ですが、正直なところこれくらいがちょうど良い…。 ということで、私もお花見に行ってきました。 日ごろ頑張っているご褒美でしょうか、桜満...
京の寺社

高台寺 夜間特別拝観へ!幻想的な桜のライトアップは見るべし

数年前なら、高台寺のライトアップへ行こうなんてとてもじゃないけどもくろみません。 インバウンドによる混雑が半端なかったからです。 でも今なら、密にもならずゆっくりと楽しめるのでは? ほんの少しの不安と、大いなる期待を胸に高台寺夜間特別拝観へ行ってまいりました。 今回は、その感動を少しでもお伝えできれ...