二十四節気の「立夏」とは?時期や気候、風習・食べ物・行事を紹介!

旧暦

二十四節気では、夏の始まりとなるのが「立夏」です。

青々とした木々が輝く季節、1年で最も爽やかな季節となります。

何をするにも気持ちの良い「立夏」は、私も大好きな時期です。

 

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立夏の期間と気候

立夏は、5月5日~20日ごろの期間を言います。

「風薫る」「薫風」「若葉の頃」などと表現される初夏の季節は、目にまぶしいほどの新緑が美しい季節です。

お出かけにもピッタリの時期ですが、紫外線が強い時期になってきますので、対策はばっちりしておきましょう。

七十二候

二十四節気を細かく区切り、気候を表した七十二候では、このように表されています。

初候  蛙始鳴  かわずはじめてなく

田んぼや野原で、カエルが鳴き始めるころ。

最近では、あまり見かけなくなったカエルですが、郊外に行くと田んぼの畔で、アオガエルがぴょんぴょんとはねている姿に気づくことがあります。

夕方になると「カエルの合唱」に懐かしく聞き耳を立ててしまいます。

 

次候  蚯蚓出  みみずいずる

ミミズが土の中から出てくるころ。

ミミズは、土を肥やしてくれるので、ミミズがいる土は肥えた土だと言われています。

田んぼや畑の強い味方なのです。

 

末候  竹笋生  たけのこしょうず

竹の子が、土から顔を出すころ。

竹の子は、土から先っぽが出てくるまでに掘らないと硬くなってしまうそうです。

この時期の朝掘り竹の子は、刺身にもできるくらいの柔らかさで、えぐみもありません。

一度は味わってみたいですね。

 

立夏におすすめの食べ物

立夏の頃が旬の食べ物には、イチゴや竹の子、えんどう豆などがあります。

イチゴ

今は、ハウス栽培が普及し、1年中食べられるイチゴですが、本来の旬は、5月~6月です。この時期に出るイチゴは、「露地栽培」が多くなり、一層美味しさが増しています。

竹の子

竹の子は、七十二候にも出ているように、まさにこの時期の食べ物です。

たけのこご飯、若竹煮、お刺身など、食卓が春色に染まります。

えんどう豆

えんどう豆と言えば、私は1番に豆ごはんが思い浮かびます。

冷凍が出回っている最近では、年中作れるのですが、やはりこの季節の豆ごはんが一番おいしいです。

焼き餅

立夏の期間、5月15日に京都で行われる葵祭は、上賀茂神社と下鴨神社のお祭りです。

焼き餅は、上賀茂神社にゆかりのある名物和菓子です。

粒あんを柔らかい餅で包み、両面を焼いた焼き餅は、香ばしい香りともちもち食感がとっても美味!

上賀茂神社やお参りされるときは、ぜひ焼き餅を召し上がってくださいね。

立夏の行事

5月の第2日曜日は、母の日。

もともとはアメリカの記念日ですので、二十四節気の立夏とは、全く関係ありません。

毎年何を送ろうか迷っている方も多いことでしょう。

私もよく迷っていましたが、今は介護施設のいる実母に花を送るだけになりました。

「きれいだな」と感じてくれれば良いのですが、そんな感情も忘れているかもしれません。

母親にプレゼントを送って、笑顔が見られれば、それだけで幸せなことだったんだと、今更ながら感じています。

京都の行事

立夏の期間に京都で行われるおすすめの行事はこちら。

(京都三大祭りの一つ・葵祭と葵祭に関係する行事は省いています)

山陰(やまかげ)神社例祭   5月8日   山陰神社(吉田神社内)

山陰神社は、吉田神社創建に貢献した藤原山陰を祀っている神社です。

藤原山陰は、料理に精通していた人物で、古くから包丁の神として料理関係者から崇敬されてきました。

例祭では、直接手で振れずに包丁と菜箸のみで、魚をさばく生間流包丁式が奉納されます。

吉田神社 公式サイト http://www.yoshidajinja.com/index.html

春季金毘羅大祭  5月10日  安井金毘羅宮

安井金毘羅宮は、男女の縁をはじめ、病気やお酒、ギャンブルなどとの悪縁を断ち切り、良縁を結ぶというご利益があるとされています。

春季大祭では、境内の縁切り縁結び碑の前に護摩壇を組み、お焚き上げが行わるほか、お茶席やおでんなどの席も設けられ、縁日のような雰囲気が楽しめます。

安井金比羅宮の写真素材

京都フリー写真素材 縁切り縁結び碑

安井金毘羅宮 公式サイト http://www.yasui-konpiragu.or.jp/

御霊祭  5月1~18日  上御霊神社

上御霊神社には、無念の死を遂げた早良親王など、怨霊となった人々の霊を鎮めるために創建された神社です。

18日は、還幸祭で、多くの氏子による3基の神輿を始め、平安衣装の行列や、鳳輦(ほうれん)、剣鉾などが巡行し、悪疫退散祈願をします。

葵祭に匹敵する規模を誇る見ごたえのあるお祭りです。

同じように御霊をお祀りした下御霊神社でも、御霊祭が行われます(5月1日~第3もしくは第4日曜)

上御霊神社 公式サイト http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/02/004/

終わりに

2022年初夏。

コロナウイルスの感染状況は、相変わらず高止まりですが、徐々に平常運転に戻りつつある世の中です。

海外のニュースに憂いつつ、日々の平安を感謝しています。

爽やかな気候は、年々少なくなっているようで、地球温暖化が進んでいることを実感せざるを得ないこの頃ですが、ささやかな幸せを見つめつつ、暮らしていければいいですね。


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小春

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