京都紅葉の超穴場・白龍園 紅葉をゆったりと楽しむなら絶対ここ!

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洛北鞍馬の手前・二の瀬にある白龍園は、長らく非公開だった個人のお庭です。

春と秋に1日100人という限定つきながら、一般公開されたのが、2012年で、京都市民でもまだご存じない方が多い観光スポットです。

今回は、2か月前から予約をして、楽しみにしていた白龍園の美しい景色をたっぷりと紹介します。

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白龍園について

始めに白龍園の由緒について、白龍園公式ホームページを参考に紹介します。

白龍園のある安養寺山は、古来より聖域として不老長寿の白髪白髭の翁と白蛇をご祭神として崇敬されていましたが、いつの頃からか荒れ果てた地となっていました。

昭和37年(1962年)京都に本社を置く青野株式会社創業者・青野正一氏がこの地域一帯を手に入れ、地域に伝わる歴史や信仰を知りました。

青野氏は、祠の復元と山の整地を決心し、生涯をかけて山を蘇らせます。

そして、青野氏や社員家族、地元の方たちの協力のもと、白龍園は見事な庭園として復活しました。

白龍園とその地域の保全のため、長い間一般公開は行われていませんでした。

しかし、その見事な景色を少しでも多くの人に楽しんでいただきたい、と同時にその景色を守るために2012年より春と秋の人数限定という形で公開されるようになったということです。

実は私も去年(2021年)秋まで、白龍園のことは知りませんでしたが、たまたま見たテレビのある特集で知り、今年の限定公開を楽しみにしていました。

白龍園は、予想以上に美しくて静かで、紅葉を堪能することができました。

では白龍園へご案内いたします。

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二の瀬駅から白龍園へ

白龍園へは、出町柳駅から叡山電鉄鞍馬行きに乗り、「貴船口」の一つ手前「二の瀬」で降ります。

叡山電鉄車内から楽しめる紅葉のトンネルを過ぎてすぐの駅が「二の瀬」駅です。

二の瀬駅から少し歩くと白龍園の入り口が見えてきます。

この日は、結婚式の前撮りをされている方がいらっしゃって、素敵な花嫁さんまで見ることができました。

白龍園向かいにある茶店河鹿荘で受付を済ませ、白龍園の係員さんからの説明を受けてから中へ入ります。

美しい紅葉はすでに見えていたですが、中に入って目を引いたのは、とても美しい苔です。

紅葉の赤と苔のみずみずしい緑のコントラストが印象的でした。

白龍園内へ

入り口奥の苔が美しい石段を上がります。

目の前に美しい紅葉が広がり、趣あるあずま屋が見えてきました。

白龍園のあずま屋は、「鶯亭」「彩雲亭」「龍吟亭」「福寿亭」「清風亭」の5か所あり、それぞれに美しい景色が楽しめます。

園内の美しい苔の中には、こんなかわいい場所も!

白龍園の奥には、白髭大神と八大龍王がお祀りされた祠と大鳥居があり、由緒ある聖域ならではの厳かな空気が漂っていました。

白龍園の最も高い位置にある「福寿亭」や線路に近い「清風亭」からは、叡山電鉄と紅葉の素敵な景色が楽しめます。

紅葉のじゅうたんも素敵です。

白龍園内は、お社以外撮影OKなので、美しい景色を取り放題でした。(もちろんルールは守って!)

休憩処・茶店河鹿荘

白龍園の紅葉をたっぷり楽しんだ後は、茶店河鹿荘で一休み。

風情ある店内と景色に癒されながらお抹茶をいただきました。


白龍園の基本情報

白龍園 京都市左京区鞍馬二ノ瀬町106

白龍園の限定公開は事前予約制です。

詳しくは白龍園の公式サイトでご確認ください。

アクセス

最寄り駅 叡山電鉄「二の瀬」駅

京歩き秋(9月~11月)
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小春

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