京都散策 出町柳から寺町へ 素敵な景色と御朱印を紹介

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上京区
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シルバーウイークの2日目。

あの殺人的な暑さからやっと解放され、お出かけするのにちょうどいいお天気となりました。

今日は、京阪出町柳駅が出発点です。

お目当ては、萩の花と蘆山寺

寺町通り周辺の散策をお楽しみください

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萩の名所 常林寺

京阪出町柳駅から川端通(東側)をほんの少し北へ行くと、すぐに常林寺が見えてきます。

門の外からも、萩が境内いっぱいにあるのが見えます。

常林寺の萩は、早咲きで有名ですので、例年ならちょうど見ごろだったはずですが、今年は少し遅め。

残念ながら、おおわれるような萩の花を堪能することはできませんでした。

それでも、萩の美しさは十分に楽しめましたよ。

拝観時間9時に合わせていきましたので、しばらくは独り占め状態。

それほど広い境内ではありませんが、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと、思う存分萩のかわいらしい花を堪能させていただきました。

 

本当は、御朱印もいただきかったのですが、本堂の扉が閉ざされていましたし、案内の看板も裏を向いていたため、あきらめました。

駅からすぐの場所にありますので、また今度リベンジします。

今度は萩の見ごろを目指すぞ!

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京都守護職松平容保も逗留した清浄華院

常林寺を出て今出川通りを西へ、鴨川を渡り、寺町通りへ。

寺町通りを5分ほど南に歩くと大きな山門の前に出てきました。

蘆山寺?と思ったら清浄華院というお寺です。

広い境内に大きなお堂が見えています。

説明版を見ると、京都守護職松平容保公も逗留したとの文字が。

新選組ファンとしては見逃せません。

清浄華院は、浄土宗大本山で、境内には法然上人の御廟と皇室の陵墓が並び、公家の墓所も多くあります。

松平容保公が逗留したのは、塔頭の松林院です。

一番大きな大殿(御影堂)を参拝させていただきました。

堂内はとても広く静かで、厳かな雰囲気です。

ご本尊は、法然上人の木像。

その右には、重要文化財の泣不動尊像がいらっしゃいました。

泣不動
園城寺の証空が、死病にかかった師の身代わりになり、苦しんでいたところ、不動明王が哀れんで涙を流し、身代わりになったという説話。不動明王は証空の代わりに冥府へ行きますが、閻魔大王に礼拝され、不動明王は解放されます。

とても清々しい気持ちにさせていただき、清浄華院を後にしました。

待望の御朱印ゲット!

こちらの御朱印は4種類ありましたが、私は泣不動の御朱印をいただきました。

蘆山寺 明智光秀の念持仏とともに桔梗の花を拝観

清浄華院からもう少し南へ歩くと蘆山寺です。

今はちょうど明智光秀の念持仏が特別公開されています(11月30日まで)

蘆山寺は、天台圓浄宗の大本山で、正式には廬山天台講寺と言い、天正元年に紫式部の邸宅跡である現在地に移転しました。

蘆山寺と言えば桔梗の花ですが、もう咲いていないだろうなと半分あきらめていたのですが、なんと!まだ咲いていてくれました。

多分最盛期よりは少ない花の数でしょうが、それでも十分美しくて、清楚な立ち姿はいつまで見ても飽きません。

写真ではわかりにくですが、桔梗は咲いているんですよ

明智光秀の念持仏は、桔梗の咲いている「源氏庭」を見渡せる一番奥の部屋にありました。

念持仏は、戦場にも持っていく守り本尊で携帯ができるほどの大きさのものが多いのですが、光秀の念持仏は案外大きいなという印象を受けました。

桔梗の御朱印がきれい

いつもなら御朱印は1か所、1種類に決めているのですが、蘆山寺さんの御朱印は、期間限定の御朱印も紫式部の御朱印もどちらもきれいで、選び難く…。

結局2種類いただきました。

来年(2024年)の大河ドラマは、紫式部が主人公です。

『光る君へ』今からすごく楽しみ!

萩まつり開催中 梨木神社

蘆山寺から寺町通りを隔てた向かいには、梨木神社の駐車場があります。

本当なら御所横の正面から入るべきなのですが、ちょっとずぼらして、駐車場からお邪魔しました。

こちらが御所横にある梨木神社の正面の鳥居です

梨木神社は、明治維新の功労者三条實美(さねとみ)とその父三条實萬(さねつむ)をお祀りしています

この期間は、ちょうど萩まつりを開催していました(9月21日~23日)

萩の木には、俳句の書かれた短冊があちこちにかかっていて、とても風情がありました。

萩の花の見ごろはまだまだという感じでしたが、境内の青々しい景色がとても清々しくて気持ちよかったです。

参拝の方もまだ少なくて、境内をゆっくりと回ることができました。

染井 京都三名水の1つです

梨木神社の美しい御朱印!

萩まつり限定の御朱印がとてもきれいでした。

寺町通りには、社寺がたくさん

私が歩いたのは、出町柳から今出川寺町。

寺町通りを丸太町までの道のりでしたが、寺町通りには、その名にふさわしく多くの社寺があります。

上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)
下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)

”こうどうさん”で親しまれている行願寺(革堂)

寺町京極に入ると

本能寺
天性寺
矢田寺

ほかに新島襄旧邸京都市歴史資料館などなど。

寺町通りをじっくりと探索してみるのも面白そうですよ。

初秋から秋、初冬にかけて、散策にはとてもいい季節になりますので、興味のある方は、寺町通りへお出かけしてみてくださいね。

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