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「あかんべえ」宮部みゆき ちょっと怖くてちょっと切ない江戸話

いまは宮部みゆきさんの「桜ほうさら」を読んでいます。 読了次第、紹介しようと考えていますが、なにぶん少ない自由時間を割いて少しづつ読み進めているため、やっと上巻の中ほどです😑 すでに面白くて素敵な表現もあり、すくにでもお話したいのですが、そういうわけにはいかないので今日は同じく宮部みゆき作品の「あか...
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『神様の御用人』いろんな神様に会える癒し系ファンタジー

『神様の御用人』は、浅葉なつさんの人気シリーズです。 舞台は京都。 ですが、主人公は神様の御用のため、京都以外へも出かけていきます。 神社好きの浅葉さんならではの神様への愛情が感じられる優しいファンタジーでした。 読み終わった後はほんわりとした温かみが残る感じ。 ストレスがいっぱいの昨今、おすすめの...
京の寺社

安楽寺(松虫鈴虫寺) 鹿ヶ谷にひっそりと佇む寺に伝わる姫たちの物語

安楽寺は、別名松虫鈴虫寺と呼ばれる浄土宗のお寺です。 なぜ松虫鈴虫寺と呼ばれるのか、それはある姫たちに関する悲しいお話が由来となっています。 今回は、京都左京区の鹿ヶ谷にある安楽寺を紹介します。 風情のある安楽寺のたたずまいとともにその歴史に思いを馳せてみてくださいね。 安楽寺の由緒 安楽寺は、法然...
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『天保十四年のキャリーオーバー』江戸を舞台の痛快コンゲーム!その結末は?

今回紹介するのは、天保の改革で暗躍した鳥居耀蔵(とりいようぞう)によって窮地に立たされたある人々の痛快復讐劇。 私の好きな作家さんの1人、五十嵐貴久が書かれた時代小説で、舞台は江戸後期の天保年間です。 天保の改革の名の下、厳しい取り締まりを指揮していた鳥居甲斐守耀蔵を、庶民は「妖怪」と呼んで恐れてい...
上京区

阿弥陀寺(寺町) 織田信長の眠る寺で本能寺の真相を探ってみる?

京都市上京区の寺町通りに面した阿弥陀寺は、織田信長の遺骨が埋葬されたとされている浄土宗のお寺です。 大河ドラマ「麒麟がくる」では、染谷将太さんが好演されている織田信長。 本能寺の変後、明智光秀がどんなに捜索しても信長の遺体が見つからず、信長の報復を恐れた諸大名が光秀の味方に付かなかった要因の一つとも...
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一気読み必至‼ あさのあつこさんの「NO.6」の世界にどっぷりつかってしまった

私の場合、あさのあつこさんの作品は、時代劇が初めでした。 面白くて読みやすい作品で、ほかにも読みたくなりいろいろ探していて見つけたのが「NO.6」です。 近未来の話かぁ…。 まずは1巻目を、とページをめくったのが運の尽き、いや幸運の付き始め。 何しろ面白い。 あっという間に読み終わり、続きが知りたく...
京の寺社

「頭の観音さん」今熊野観音寺は四国八十八ヶ所巡りもできる!

泉涌寺山内にある今熊野観音寺は、真言宗泉涌寺派の寺院で「頭の観音さん」として京都市民によく知られています。 四季折々の自然が美しく静かな境内は、騒がしい世間から離れて心が洗われるようです。 周辺には泉涌寺、少し歩くと東福寺がある観光地でありながら、落ち着いた空間を保っている観音寺は、人込みから逃げて...
京の歳時記

京都では定番の十三まいりとは?意味やお参りの方法、服装を解説!

関西地方、特に京都では、毎年4月ごろに十三まいりという行事が行われます。少しずつほかの地域にも広がっているようですが、まだまだ全国区ではありません。 そこで今回は、十三まいりの由来や意味、お参りの時期や服装などについて、紹介します。 十三まいりとはどんな行事? 十三まいりとは、数え年で13歳になった...
京の寺社

紅葉前の東福寺へ行ってきました 八相の庭と青紅葉に感動!

先日、数十年ぶりに東福寺へ行ってきました。 本当なら紅葉の美しい時期に行きたかったのですが、コロナ禍に時期でもおそらく東福寺の紅葉は、人をグングン引き寄せるはず。 静かな東福寺を楽しみたかったので、あえて紅葉前を選びました。 今回は、写真多めの記事になっていますので、美しい東福寺をどうぞお楽しみくだ...
和暦と行事

カレンダーによくある六曜って何?読み方・意味・利用の仕方を紹介

冠婚葬祭などの行事の日程を決めるときに、六曜を参考にすることがあります。 結婚式なら「大安」 お葬式は「友引」を避けよう って感じで。 カレンダーにも日付の下などに小さく書かれていることもあります。 でも、六曜っていったい何なのか、どんな意味なのか、わかりますか? 私は、ふわっとしか知りませんでした...