Books

『源氏物の怪語り』(渡瀬草一郎著) 平安の世に親近感を覚える不思議な物語

『源氏物の怪語り(げんじもののけがたり)』は、平安時代の女性作家紫式部が主人公の物語です。 紫式部が書いた『源氏物語』とは違います。 って、私が勘違いしたんですけどね。 妖や物の怪が大好物の私が書名だけで即買いした本ですが、思った通り…というよりそれ以上に面白かったのです。 今回は、平安時代が好きな...
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『幕末相棒伝』坂本龍馬と土方歳三 幕末最強のコンビが大暴れ

『幕末相棒伝』は五十嵐貴久さんの時代小説『相棒』を原作としたドラマです。 あの坂本龍馬と新選組副長・土方歳三がコンビとなってある事件の犯人を探るという、幕末ファンにはたまらない設定の物語。 私の好きな小説の1つでもあるのですが、それがドラマ化されて実際の映像を見るまでとてもドキドキワクワクしていたこ...
京の歳時記

9月 長月の京都 おすすめイベント3選 夏バテも忘れる幽玄の世界へ

暦は9月と言えど、まだまだ暑い京都。 今回は、バテバテの心と体を癒してくれそうなイベントを紹介します。 松尾大社の八朔祭 晴明神社の晴明祭 平岡八幡宮の花天井公開 あなたはどのイベントが気になりますか? 八朔祭 八朔(はっさく)とは、旧暦の8月1日のことです。 新穂が実るこのころは、台風や害虫の被害...
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Books

桜の季節に「桜ほうさら」

なんやかやと仕事や雑用が絶えず、2か月以上かかってやっと「桜ほうさら」を読み終えました。宮部みゆきさんは、私と娘の好きな作家さんの一人で特に時代物に惹かれます。 「桜ほうさら」は以前NHKの正月時代劇で放映され、貫地谷しほりさんの切り髪姿が印象的でずっと原作が気になっていました。 先日放映された、同...
二十四節気・雑節

日本独自の暦日 雑節は季節に沿った親しみある暦

二十四節気や七十二候は、中国から伝わったものですが、雑節は日本人の生活・文化や気候風土に適した日本独特の暦です。 もともとは、農作業に照らした季節事の目安で、実際の季節感とも合っていて、今では、なじみのある暦も多いです。 主な雑節 主な雑節には以下のようなものがあります。 節分せつぶん 立春の前日(...
京の寺社

安産の神様 京都伏見の御香宮神社へ!美しい御朱印とイケメン御朱印も!

令和元年の師走は、大掃除を早めに済ませ、比較的ゆっくりした年末になりました。 そこで、待望の子どもを授かった息子夫婦のためにお守りを授与していただこうと、安産の神様:伏見の御香宮神社へ参拝してきました。 もうすっかりお正月の準備が整った御香宮神社は、人も少なくゆっくりと参拝することができました。 で...
京の寺社

京都・岡崎神社には可愛いうさぎがいっぱい!縁結び・安産祈願・子授けも

岡崎神社は、平安神宮から少し北へ行った丸太町通に面したところにあります。 2023年は、兎年にあたり、1月中はずっとすごい数の参拝客でしたが、4月になるとさすがに落ち着いてきました。 実は1月末に、一度岡崎神社の参拝を試みたのですが、鳥居の手前、丸太町通の行列を見て、断念していたので、今回は、お花見...
京の寺社

赤山禅院 京の鬼門を守る寺院にはお猿さんが鎮座

京都の北東、比叡山の麓にある赤山禅院。 紅葉の名所としても有名です。 寺院でありながら、神社のような雰囲気もある不思議な赤山禅院は、京都にとってとっても大切な役目をしているのです。 今回は、赤山禅院の由緒・見どころなどについて紹介します。 赤山禅院の由来 赤山禅院の創建は、仁和4年(888年)、ご本...
上京区

京都・花見の穴場!西陣周辺でゆっくりと桜見のひととき

いつもなら、お花見で京都はどこも多くの人でにぎわっているはずでしたが、2020年はコロナウイルスの影響で十数年前の静かな京都に戻っています。 桜の名所はどこも例年にない静けさで、寂しい一面、落ち着きますが、やはり京都は観光していただいてこその町です。 (もちろんここ数年の異常なまでの人の多さにはうん...
Books

『もしも徳川家康が総理大臣になったら』とにかく面白い!そして考えさせられます

新聞広告で気になっていたこの本、やっと手に入れることができ、さっそく読んでみました。 歴史人物が活躍するというから、堅めのファンタジーかと思っていたら大間違い! すごいスピード感に巻き込まれて、一気に読了しました。 今回は、日本人ならみんなに読んで欲しいと思える素晴らしい本の紹介です。 あらすじを少...