母が介護施設に入居してもうすぐ半年になります。
3か月目までは、私が面会に行くたびに何かしら文句を言い、最後は「ここは怖い」「家に帰りたい」「もう治った」とめそめそしていました。
母の安全を考えて入居を決めたのですが、
やはりそれは間違いだったのかと後悔したこともありましたが、
施設職員さんはみなさん優しくて母をよく気遣ってくださっているし
私一人で面倒を見ることは無理なので、
母が寂しくないようにできるだけ顔を出すようにして何とか過ごしていました。
今年になり、認知症の症状が少し進んだこともあり、
施設の中の認知症専門フロアへ移ることになりました。
部屋は今まで通り一人部屋ですが、同じフロアに認知症の人たち専用の食堂兼喫茶室があり、なんとなくにぎやかな雰囲気です。
母は、もともとが寂しがり屋で人が集まってくれることがうれしい人なので、
まずそのなんとなくにぎやかな空気がよかったようで、
そのフロアへ移ってからは、いつ面会に行ってもニコニコと穏やかな表情でいてくれています。
また、認知症が進んだせいもあって「家に帰る」とは言わなくなり、
喫茶室でお友達と談笑して楽しそうにしていることが多く、ひと安心です。
でも・・・実家は母が出てから空き家なので週に一、二回仏壇のお水を替えたり郵便物を見たりしているのですが、
シーンと静まり返った部屋にいるとなんか無性に寂しくて悲しくてたまらなくなります。
最近では自分が帰るところも忘れてきたようです。
先日母を乗せた車がたまたま実家前を通った際「あっ、ここ知ってる!」と嬉しそうに言ったそうです。
なんか・・・泣きそうになりました。
正直なところ母のことはあまり好きではなかったのですが(理由は複雑なので省略!)
やはり母親なのですね、どんどんいろんなことを忘れてニコニコしている母を見て寂しいです。
ああこれが認知症なんだと、悲しい病気だなと思い知らされている今日この頃です。
仕方のないことですが、私の子供たちにはこんな寂しく悲しい気持ちを味わわせたくはないです。
今はそのために食事や運動、脳活に頑張るしかないですね🙆
今日はなんか切ないお話になってしまいました😢
人間ですからいろいろありますよ😶ねっ!
次回はたのしい話題にします🎶